街角の句読点

(その1)

文学者でもなく,国語学者でもない市井の人々が,
句読点をどのように使い,また読んでいるか.
私の家の周辺や吉祥寺・井の頭公園の街角での
句読点の使い方を探って見た.
(文・撮影=太等信行)


短い語句は句読点を使わない

標語のようなものは一般に句読点を用いないが,
短い文章でも同様の例が多い.



 
 

長い文でも句読点を使わない

 

長い文章でも一切句読点を用いないものもある.
ただし,並列・列挙の場合の「・」(中黒)は不可欠のようだ.


改行が読点の機能を果たしている

 

詩歌のような短文では句読点を用いないことが多いが,
改行が句読点の機能を既に果たしていると考えることもできる.



 
 

句読法が統一されていない

 

「丸井」の注意書きは句読法が統一されていない.
 

中段では「下さい。」,下段では「下さい」となっている.


スペースが読点の機能を果たしている

 

分かち書きでは読点は不要.
読点で区切ると,くどくなってしまうだろう.



 
 

三点リーダーは余韻の句点か

リーダーやダッシュは「結合」の機能だけでなく,
「余韻」あるいは「反復」の機能もあるのか.


広告のコピーはさすがに句読法がうまい

盗まれることもなく,参院選を乗り切ったポスターは,
まだがんばっている.
「力を。」の前に読点を置くことによって,
「ため」ができ,「力」はより力をもつ.


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