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句読点研究会
第6回例会ご案内
2001年9月
句読点研究会
世話人=田中栞、前田年昭
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句読点研究会では,日本語において文章の脇役としてほとんど問題にされることのない句読点こそがじつは文脈を正確に相手に伝えるカナメの役割を果たしているのではないか,という問題意識から,例会を毎月開催し,論議を重ねてきました。発会から半年を迎える十月例会は,日本語句読点研究の先駆であり第一人者である大類雅敏氏をお招きして,三十五年にわたる句読点研究の歩みを語っていただきます。
句読点と句読法の研究については,日本ではほとんど専著がない中,大類氏は「句読点と段落は文章の生命である」と宣言し,規範と実態両面からの総合的句読点研究を独力で切り開いてきました。これまで八冊の著書に結実した「大類句読点学」は,国語学・作文教育・文学研究などの領域を横断していますが,とりわけ永年の用例収集を土台にした『句読点活用辞典』と,狭山事件被告弁護団からの依頼で行なった脅迫状の句読点の文書鑑定は,大類氏ならではの真骨頂です。
当日は,原稿用紙約50枚に及ぶ書き下ろし講演予稿と句読点研究年表を配布するほか,参加者から事前にお寄せいただいた句読点に関する質問に大類氏が答える質疑応答,句読点研究の基本文献とも言うべき大類氏の著作の販売を行ないます。
執筆・編集・校正・文字組版・デザインなど,出版のすべての現場で句読点と格闘する皆様の参加を呼びかけます。 |
| わたしの句読点研究史 |
句読点の用法について研究してきたのは,平井昌夫編『文章採点法』(『国文学 解釈と鑑賞』昭和38年6月臨時増刊号)及び権田直助著『国文句読法』(明治28年刊)の2冊が導きになったからである。前者はアメリカの文章採点の方法,後者はわが国初めての句読点の本(明治20年初版)である。偶然に読んだ,これら2冊の本がなければ,今日の私はなかった。
句読点の研究法は,(1)文例を集めること(2)創作文を案出すること(3)実用に適すること(4)比較句読法(5)文体論への参入(6)辞典編集――などが,主なものである。明治39年に「句読法案」(文部省図書課)が,昭和21年に「くぎり符号の使ひ方(案)」(文部省国語調査室)が決められたが,「案」であるから,絶対的なものではない。「案」であればこそ,前記の(5)が研究目標の一つとなるのである。〈大類雅敏〉
講師略歴 大類雅敏(おおるい まさとし)
1936年,群馬県高崎市生まれ。1959年,早稲田大学第一文学部哲学科卒業。群馬県立高崎商業高校教諭を経て,現在大類作文教育研究所長。また,日本語表記研究会を主宰し,1987年より会誌『表記』を発行。日本文体論学会会員。『教育報道新聞』(教育報道社)編集委員。
句読点に関する著書:『日本文学における句読法の研究』学人書房,1975年4月刊/『そこに句読点を打て!』栄光出版社,1976年9月刊/『文体としての句読点』栄光出版社,1978年2月刊/『日本文学における句読法』栄光出版社,1978年5月刊/『句読点活用辞典』栄光出版社,1979年2月刊/『現代語訳 国文句読法』栄光出版社,1986年7月刊/『句読点おもしろ事典』一光社,1988年9月刊/『文章は,句読点で決まる!』ぎょうせい,1990年8月刊
その他の著書:『文章作法の基礎』一光社,1980年4月刊/『段落の本』栄光出版社,1980年5月刊/『焚書夜話 焼かれた書物の歴史』栄光出版社,1981年4月刊/『文章表現・表記おもしろ事典』一光社,1991年5月刊/『文章の作り方』ぎょうせい,1993年2月刊/『いい文章 うまい書き方』池田書店,1996年1月刊/『歌句集 秋扇日録』群馬出版センター,1996年9月刊/『内村鑑三とキェルケゴール』栄光出版社,1997年9月刊/『松樹抄 大宮雅童句集』私家版,1999年10月刊
| と き | 2001年10月7日(日)午後1時から4時半まで |
| ところ | 日本ジャーナリスト専門学校・高田本校舎203号教室(東京都豊島区高田2-6-7,高田馬場駅より徒歩10分) |
| 会 費 | ひとり2000円 |
| 主 催 | 句読点研究会 |
| 協 力 | 日本ジャーナリスト専門学校 |
参加申し込み・句読点に関する質問受付中! 会場の都合上,必ずご予約ください。お名前・メールアドレス・ファクシミリ番号・ご職業を書き添えて,ファクシミリかメールでお申し込みください。大類氏に句読点に関する質問のある方は,9月23日までにお寄せください。
句読点研究会
世話人:田中栞/前田年昭
連絡先:ファクシミリ 03‐5229‐8047
メールアドレス tmaeda@linelabo.com
ウェブページ http://www.linelabo.com/kutouten.htm
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(8月初版,9月補訂)
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句読点研究会連絡係・前田年昭
[E-mail] tmaeda@linelabo.com
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