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「四党合意」承認のための一票投票に反対し、日本労働運動の良心を守り抜こう!
〜8月26日、国労臨時続開大会で「JRに法的責任なし」採決を許さず〜
2000年9月
前 田 年 昭
『人民新聞』第1053号 2000年9月5日付 掲載
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8月26日、東京・社会文化会館で、国労第66回続開臨時大会が強行開催され、高橋委員長の発言のみの10分で終了、閉会。委員長発言は、(1)7月1日に提案された四党合意承認を含む原案は採決しない(2)「四党合意」承認についての組合員一票投票を行う(3)きたる定期大会で執行部の信を問う(総辞職ではない)−−の3点であった。会場周辺を埋めつくした約2000人の国労組合員と支援労働者、闘争団がんばれの声に支えられた国労闘争団の闘いは「JRに法的責任なし」採決を断じて許さなかったのである。
8月下旬、各地から国労闘争団が上京、22日には東京全労協が闘争団激励集会を、23日には四党合意NO!働くものの人権は譲らない行動ネットが大衆集会を開催した。24日には運輸省前でのビラまき行動と座り込み、運輸省に要請行動を行い、20闘争団と有志の連名で「国労本部の不誠実な態度に抗議し『解決案なき続開大会』の中止を求めるアピール」を記者クラブで発表した【資料1http://www1.jca.apc.org/ouen/824appeal.html参照】。さらに連日、本部申し入れが持たれ、国労の各分会や有志による四党合意撤回、続開臨時大会中止の要求があいついだ。25日に開催された中央執行委員会は、事態収拾のため突如、(1)執行部の総辞職と暫定執行部としての現執行部の存続(2)続開大会は開催するが本部原案、修正動議共に採決しない(3)定期全国大会の代議員選挙と合わせて一票投票を行う――の3点を「決定」、闘争団の要請行動で提案したが、闘争団は、あくまでも「解決案なき続開大会開催の中止」を求めてねばり強く要請を続けた。同日午後6時半には中野ゼロホールで全国実行委員会主催の国労闘争団支援集会が1300人で成功裏に開催され、参加者は散会後も二手にわかれ、社会文化会館前で徹夜の座り込みと交通ビルの本部要請行動支援を行なった。26日は社会文化会館は早朝から約2000人の国労と支援労働者に包囲され、機動隊も本部多数派の別働隊も介入はできなかった。そして予定の午後1時になって開催が宣告され、委員長発言だけでの閉会となったのである。
第一に、国労の本部執行部による四党合意承認案は、7月1日および8月26日の2度にわたる臨時大会の強行開催をもってしても採決すらされず破綻、死に体となった。大会数日前に運輸省に呼ばれた本部宮坂書記長は「このような状況では『四党合意』はご破算ですね」と言われたという情報がリークされたが、運輸省もJRも当事者である闘う20闘争団の断固たる闘いの決意の前に事態を見守る以外になすすべがなくなっている。国鉄分割・民営化および「JRに法的責任なし」という四党合意は、国家的な不当労働行為であり支配介入である。闘争団をはじめ国労と日本労働運動の良心は、この本質をとらえたからこそ、「四党合意」承認案の採決を断じて許さなかったのである。
第二に、国労を大政翼賛と御用組合の道にひきずりこむために闘争団を生け贄として政府と権力にさしだそうとした社民党と国労現執行部は、労働者の団結を拡大するどころか分裂をもたらす元凶であることが明らかになった。2度にわたる臨時大会の開催をもってしても採決すらできぬほど支持されなかった四党合意を国労執行部は中執で6月1日に承認している。問われるべきは、みずからの提起した路線が組合員から否定されたこと自体である。「全員による一票投票」案なるものは、その指導責任を組合員に転嫁しようとするものである。まして、闘いによって団結できる労働組合で、闘いの大義をみずから投げ捨てる「四党合意」承認を、組合員投票にかけるなどということ自体、断じて許されず、組合民主主義の蹂躪である【資料2http://www1.jca.apc.org/ouen/fax830.html参照】。
第三に、四党合意NO!働くものの人権は譲らない行動ネットワーク準備会がすでに8月3日「8・26続臨大に向けての情勢のポイントと私たちの闘いの方向」〔四党合意NO!(準)4号〕で指摘しているとおり【四党合意を受け入れることはまさに国労の「体質改善」であり、JR連合との統一であり、国労の解体なのである。国鉄闘争の到達点はまさにその分水嶺であり、8月26日、続臨大こそ、その水の分かれる点である。一方に流れればJR会社の中の水たまりとなって枯渇し、他方に流れれば、21世紀の新たな労働運動の水脈と合流する方向が十二分にある】のである。
日本労働運動の良心はけっして屈しない。10月定期大会開催まで、「四党合意」破棄と欺瞞的一票投票の撤回に向けて団結し、隊伍を固めよう。
1047名の解雇撤回!
四党合意撤回! 一票投票撤回!
JRに法的社会的責任あり! 国鉄闘争勝利!
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(おわり)
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