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表題「石原慎太郎東京都知事の『三国人』『治安出動』等の発言に厳重に抗議する声明」東京都歴史教育者協議会常任委員会 URL:http://www.jca.ax.apc.org/aml/200004/17419.html 【……4月10日以降、新聞・テレビなどでこの問題が報じられたが、関東大震災の時に、警視庁のみで治安維持が不可能と考えた内務省・警察の上層部が、「流言」を捏造して、戒厳令公布と軍隊の出動とを要請したことを、私たちはすぐに想起した。周知のとおり、関東大震災時には、朝鮮人・中国人や社会主義者・労働運動指導者などが、虐殺される痛ましい事件が惹起された。これまで、朝鮮人殺害事件は、「流言」に惑わされた一般市民が自警団を組織して殺害に及んだとされてきた。しかし、現在では、内務・警察・軍上層部が一体となった組織的蛮行によって殺害された犠牲者が多数いたこと、とりわけその主導は軍部であった可能性が強いことが明らかになりつつある。 関東大震災から、すでに77年が経過している。この間、真相の究明や犠牲者の追悼は、なかなかすすまなかったが、それでも1983年の「震災60年」、1993年の「震災70年」などには、追悼・調査・研究活動などが、私たち歴史研究者・歴史教育者を含む広範な市民の力で、少しずつ取り組まれてきた。犠牲者を追悼する集いの開催や、追悼碑の建立などもすすみ、また記念集会の記録集や『関東大震災政府陸海軍関係資料』なども刊行されてきたのである。 私たちの会の会員の多くは、こうした活動に積極的に参加し、歴史的な真相の究明や、日本とアジア諸国などとの友好・連帯の方途などを模索してきた。阪神・淡路大震災に際しては、ボランティア活動をはじめ、国籍や民族をこえた協力・共同の事実を知り得ることができ、「歴史の教訓」が活き続けることを祈念したものだった。 こうした経緯をかえりみるまでもなく、今回の石原発言には、満腔の怒りを禁じ得ない。災害時に「軍隊」(石原都知事は明確に「軍隊」といったが)がむやみに出動し、石原都知事と同じような民族観・偏見・差別意識のもとに軍隊が行動したならば、関東大震災時の悲劇と民族的・国際的犯罪が繰り返されることになるであろう。 石原都知事には、「首都・東京」の首長という要職にあるのにも関わらず、かかる問題発言をしたことを自己批判し、直ちに公的な場で謝罪することを強く求めるものである。また、自衛隊について「軍隊」であると公式の場で発言し、しかもそのことを全く反省しない姿勢は、日本国憲法第9条の精神と著しく矛盾し、かつ第99条が定めるところの公務員の憲法尊重擁護義務にも抵触する許されざるものである。さらに、今回の発言は、国際的信義上も、人権・民主主義の観点からも、単なる「謝罪」のみで許されるようなものではない。直ちに、すべての公職から辞任することをあわせて勧告するものである。 以上、声明する。】 表題「石原慎太郎都知事のふざけた『差別感覚』―三国人発言で本性見えた!」(付:石原慎太郎年譜+暴言・問題行動集) URL:http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/special/2000_04_19/content.html 【……石原知事は抗議に対して、「誤解を招くようであれば心して使わないようにします」と弁明したものの、謝罪の言葉をもらすことはなく、また、発言を報じた共同通信記者に責任を転嫁するような恫喝的な発言をするなど、まさに甘ったれた「駄駄っ子」並みです。 石原氏は今までにも人種的な問題に関して様々な物議をかもしてきました(→暴言録)。'82年総選挙の時には東京2区で対立していた自民党候補の故・新井将敬氏のポスターに石原氏の第一秘書が「'66年北朝鮮より帰化」というシール3000枚を貼って回り、その秘書が現行犯逮捕されたり、'90年には「日本人が南京で大虐殺を行ったといわれるが、事実ではない。中国人が作り上げた話であり、嘘だ」などと雑誌のインタビューで答えています。また、'98年には「朝鮮民主主義人民共和国がノドン何号かを京都へ撃ち込んでくれれば、この社会もちっとはピリッとするんだろうけどね」などと、世界で唯一の被曝国であることを忘れたかのような不用意な発言をしています。最近では都知事に当選した直後、中国のことを「シナ」と表現し、人民日報でも大きく取り上げられたことは記憶に新しいところでしょう。 不法入国者の犯罪問題を真正面から取り上げるのは重要なことです。ご本人も「凶悪犯罪が増え中国から覚醒剤が流れ、パキスタン人が売るという現実を知ってもらうために、あえてそういった」と弁明しています。ところが自衛隊での挨拶では論点がすりかえられているのです。今回の「差別的発言」は単に言葉だけの表面上の問題ではなく、「外国人=騒擾事件」と石原知事が捉えているところに根の深さがあります。外国人に対する潜在的な違和感・恐怖感を煽るような発言は、世界的な大都市東京の知事としてふさわしいものではありません。銀行課税の断行などで都民に好感を持って迎えられている “カリスマ”だけに、石原知事の今後の言動にはより目を光らせていかなければなりません。】 |
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表題「『石原発言』に対する被災地からのアピール」 URL:http://www.hyogo-iic.ne.jp/~gqnet/ishihara.html 【私たちは、阪神・淡路大震災の被災地に住み、これまでも、大震災後も、日本人と外国人との共生を信じ、行動してきた市民です。 このたびの石原慎太郎・東京都知事の「三国人」発言、なかでも「震災が起きたら騒擾事件が想定される」との発言に驚き、深く失望し、これ以上誤解が広がらないためにも、私たちが体験した被災地の真実を広く伝えることが必要であると痛感しました。 1923年の関東大震災時の韓国・朝鮮人や中国人に対する大量虐殺の悲劇を繰り返さないために、私たちは第二次世界大戦後、人権擁護や異文化理解に向けて、多くの努力を積み重ねてきました。石原知事の発言は、こうした努力に水を差し、外国人差別を煽るもので、決して黙認することはできません。 阪神・淡路大震災時には、多くの外国人学校が避難所として地域住民に門戸を開き、また、華僑総会や朝鮮総連、韓国民団などの組織は、本国から送られてきた救援物資を惜しみなく日本人に提供しました。「騒擾事件」どころか、多くの人たちが、国籍や性別にとらわれることなく、ひとりの同じ人間として、助け合い、励まし合い、譲り合って、多くの困難を克服しました。 大震災を契機にして、これまで交流の少なかった外国人学校同士の連絡会「兵庫県外国人学校協議会」が結成され、震災復旧や国際理解などの課題に協力して取り組む体制ができました。また、外国人の多く住む地域では、震災時の通訳ボランテイアのメンバーが中心となって多言語の標識が作られ、多言語放送のFM局が開局するなど、共生のまちづくりが進められています。 また、大震災は、これまでややもすると日本人が見落としがちであった中南米やアジアから新たに来日してきた人たちや不正規滞在の外国人の存在と、その人たちの置かれている大変な状況をあらわにしました。私たちは、ボランテイアのネットワークや、政府の兵庫県南部地震現地対策本部長・兵庫県知事・神戸市長・関西領事団長らの呼びかけで結成された「外国人県民復興会議」で話し合い、被災外国人に対する弔慰金・義援金の支給や不正規滞在者の医療費肩代わり基金など、ひとつひとつ解決してきました。まだまだ課題は山積していますが、一人ひとりの人の尊重の立場から、「不法入国・不法滞在者=犯罪者」と決めつけてしまわず、なぜ、そのような状況になっているのかまで踏み込んだ議論と施策が必要ではないかと考えています。 大震災の最も大きな教訓のひとつは、国籍や民族の違いを越えたすべての人に対する「人権の尊重」と「困っている隣人に手を差し伸べる心」です。阪神・淡路大震災後に起きた中国や台湾、トルコの自然災害に対し、被災者自身がいちはやく支援のキャンペーンを行い、国籍や立場の違いを越えた救援ネットワークを作り上げ、手を差し伸べてきたのも、その表れです。 このような経験を積み重ねてきた私たちにとって、外国人への偏見に満ちた石原知事の発言は、到底、容認できるものではありません。知事には発言の撤回と謝罪を求めるとともに、知事の発言に賛成のメッセージを送った方々に対しても、次のことを強く訴えたいと思います。 「阪神・淡路大震災の被災地で起こったこと、また、共生のために私たちが一層努力しつつあることを、自分の目で確かめてください。そして、対立や敵対を乗り越えて、共生社会の実現に向けて一緒に取り組んでいきましょう。」 2000年4月17日 元・外国人県民復興会議座長(神戸大学大学院教授)芹田健太郎/兵庫県外国人学校協議会会長 林 同春/NGO神戸外国人救援ネット代表 神田 裕/震災を生きる宗教者の集い事務局長((社)神戸青年仏教徒会元理事長) 明石和成】 中島真一郎「「不法滞在者」は、犯罪の温床であり、凶悪犯罪を繰り返しているというウソ」(2000年4月15日) URL:http://www.zorro-me.com/miyazaki8/text/uso1..htm 全文重要!!必読!! 表題「ようこそ、市民社会のヒーロー」 URL:http://www.tt.rim.or.jp/~mucho/diary.html 【例のトチジ発言問題についてなんですが、あれこれ書くよりこのMP3ファイルが何よりも雄弁に語ってくれるとおもいますヨ(といいつつ結局あれこれ書くんですが)。 わたくしやあなたが無知であり弱い(諸々の不条理や苦痛に耐えられない)ひとであるように、イシハラーもまた無知であり弱いひとなわけですが(←すごい決めつけ)、イシハラーの弁解トークを聞いて感じることは、彼のバヤイその無知と弱さが全て自己の外へと投射されて、露骨な「脅え」の感情---了解不能な外部、つまり「他者」に対する---として結実してるってことでしょーか。簡単に言えば、あのおっさんマッチョな見かけに関わらず、すげービクビクしてる。 今回は、たまたま都知事職にある人が、たまたまこの「他者への脅え」を「三国人」という(コロニアルな記憶を思い切り引きずった)民族カテゴリーにおっかぶせて表現したせいでこれだけの騒動を起こしたわけだけど、この「脅え」、そしてこの脅えに由来する「よき市民の安寧を脅やかしている他者の正体を同定し、排除したい」って欲望自体は、青島都政時代から一貫した東京都の行政方針のような気もしまする。あの頃始まった野宿者政策の大転換とか『防災都市づくり推進計画』とかには、イシハラー的メンタリティがとっくに先取されてたのでした、今考えれば。 社会学者のマイク・デイヴィスは、「都市」という空間---その物理的諸条件から、必然的に他者性に開かれた公共圏としての性格を帯びる---から他者を排除したいという行政−市民連合のファナティックな欲望が「都市計画」という(とっても市民社会的な)低強度紛争に結実した事例を、「要塞都市ロスアンゼルス」というシックジョークじみた論文で告発してます。ここ5年ほどの間に東京都で進行したマヌーバーも、このロスの事例より幾分エレガントで穏やかな装いを帯びてはいるけど、本質としては全く同じなんじゃねーかとおもっちゃったりしました。たとえば青島都政下で新宿の街中にニョキニョキと生え出した巨大なプラスティック杭たちは、(1)野宿者を他者として同定−排除し、(2)その他者の存在を都市のパースペクティヴから隠蔽し、(3)通路や広場を「交通」という単一の機能に奉仕する均質な空間として再定義する、という行政−市民的な欲望を一気に達成した「兵器」だったんですよねー。 ほんで、何がいいたかったんだっけ、ああそうだ、今度のイシハラーの発言は、都市計画レベルで進行中の「他者排除マヌーバー」のいちエピソード、つーか単なる「ネタバレ発言」でしかないのだから、「そら見たことか、あいつが国粋右翼だってことは昔からわかってたのに」とゆうふうに、「三国人」という単語の意味やイシハラー個人のパーソナリティだけに問題を還元しちゃまづいんじゃないかニャー、とおもいました。それだと今度はわたしたちの無知や弱さや脅えをイシハラーひとりに投射して終わることになっちゃうような気がするんですヨ(またぞろ「抵抗の身振りの中にある反復」)。あ、「耳障りなパートをひとつ削って、このアンサンブルを心地よい響きに戻したい」という立場の人は、それでいいのかもしれんけど。 なお、イシハラーはこの会見の最後のほうで 「(日本国籍を持っていようと、いまいと)まあそりゃやっぱりその人間がね、日頃何をしているのか、日本の社会に溶け込んで、いいシチズンであり、あの、市民であるなら、誰もそんなことをね、取り上げたりはしないでしょう」といってました。ワオ! それって要するに「「騒擾」時に疑われたくなければ、日頃から何をしているのか明らかにし、「日本の社会」にとって透明で了解可能な存在になり、自己のうちにありえるかもしれない他者性の痕跡はすべて抹消しなさい」ってことだね!】 表題:坂本龍彦「ヒトラーに似た民族的偏見と暴力信仰」 【……さらに『国家なる幻影』を読んであきれるのは、彼が環境庁長官時代、意に添わぬ記事を書いた記者に「君の写真を一枚くれないかな」と求めた話を得々と書いていることだ。弟の裕次郎が「顔写真を手に入れておいてくれ。一発食らわせてやるから」と電話してきたのだという。ヒトラーの民族的偏見と暴力信仰に似た感性と大衆操縦法を感ずる。「石原が長官時代、記者クラブは甘えた独善的姿勢に対決していた。大衆的人気を計算してその姿勢はさらに強まっている」と、当時の環境庁記者クラブの記者は言う。デマゴギーの流布と親衛隊の暴力を武器に独裁者となり、戦争に打って出たヒトラーの亡霊はもうごめんだ。】 表題:辛淑玉「『三国人』発言ではっきりした選民思想」 【……阪神・淡路大震災の時、外国人による騒擾事件も、日本人による外国人襲撃も起きなかった。災害時の安全を保障するのは軍隊ではなく市民同士の共生なのだ。いま歌舞伎町を含む新宿区では、外国籍住民と手を取り合って生きていこうとしている日本人がたくさんいる。それなのに石原知事は、これを、「ゲットー」と呼んではばからない。被抑圧者の歴史を知らない人だ。……暴力装置の発動も含め“石原に逆らったらどうなるか”を見せつけようとしている。私のところにも「韓国にお帰りなさい」という卑劣な内容のファクスが届いている。だからこそ、石原知事にノーと言っている集団があることを見せなければ。インターネットなどを通じ、日本語・ハングル・英語・中国語・タイ語の五言語(言語はさらに増やす予定)で石原発言を発信するとともに、四月二一日に知事リコール運動について記者会見を開く。一万人集会の開催など、あらゆる手段で石原知事の罪を明確にしていきたい。(談)】 中島真一郎「石原東京都知事の正規の在留資格を持たない移住労働者とその家族への敵意と差別に満ちた釈明に抗議し発言の撤回と謝罪、都知事からの辞任を求める申し入れ」(2000年4月13日) URL:http://www.zorro-me.com/miyazaki8/text/uso1..htm 【石原東京都知事は、2000年4月9目陸上自衛隊練馬駐屯地での創隊記念式典の挨拶のなかでの発言に対して、4月12日釈明の会見を行い、「不法入国、不法入国だけじゃなく不法に滞在している外国人を含めていった。」「東京の場合には、もっと凶悪な犯罪をたくさんしている不法入国、不法駐留の外国人がたくさんいる。」「今度は朝鮮の人じゃない、韓国の人じやない、さっき言うたとおり違法に入国した、駐留した、滞在した、そして犯罪を繰り返しているそういう人達が、何を起こすかわからんといっただけ」発言し、「三国人」差別発言が批判されると、その意味は「外国人」、「不法入国、不法駐留、不法滞在の外国人」の意味だと正規の在留資格を持たない移住労働者やその家族を対象にしたものであることをあらわにしている。 では、今回の彼の発言で、「三国人」という言葉が使われず、「不法に入国した外国人」として発言していれば問題なかったのかといえば、断じて否である。石原知事の発言演、悪質かつ許されない発言であることにかわりはない。石原知事のいう『不法人国、不法駐留、不法滞在の外国人』は、出入国管理難民認定法という行政法に違反する人々であり、「入管法違反者=犯罪者」、「騒擾」を起こすものとい」う決め付けが差別と偏見に満ちている。 石原知事発言の根拠となっているのは、「違法に入国した、駐留した、潜在し、そして犯罪を繰り返している」「そういう人達が、何を起こすかわからんといっただけ」という偏見である。これは、石原知事だけでなく世間に広く受け入れられており、今回の石原知事の発言を生み出す底流となっていると思われる。 しかし、『警察白書』など警察庁のデータによっても、以下の表1のように、最近6年間(1993年から1998年)では日本全体の凶悪犯検挙人員が1993年 5190人から1998年 6949人と1759人も増大しているのに対して、「不法滞在者」の凶悪犯の検挙人員は130人前後と増大しておらず、その絶対数もきわめて少ない。従って、日本全体の凶悪犯検挙人員に占める不法滞在者凶悪犯の比率も、2.50%から1.97%に低下してきている。このような、事実に目を向けず、正規の資格を持たない移住労働者とその家族への敵意と差別に満ちた釈明に抗議し、発言の撤回と謝罪・そして、東京都知事からの辞任を求める。】 表題「やっぱり出た!石原都知事の大暴言」 URL:http://www.sps-kogasha.co.jp/sgk/isi/index.html
表題「〈資料〉石原都知事暴言録」(作成:井上澄夫) URL:http://www.jca.ax.apc.org/aml/200004/17323.html 表題「石原知事、『三国人』問題化に猛反論、『誤解され、極めて遺憾』」 URL:http://www.zakzak.co.jp/top/top0412_3_02.html 表題「石原慎太郎の「ノー」はアジアの隣人へのノー、である」 URL:http://www.zorro-me.com/miyazaki8/text/ishihara.htm 【……この発言は、ただ単に「右翼的」だとか「反動的」だ、というよりは明白な白いファシズム志向の一過程として見過ごせないものであることをあきらかにしておく。/石原が「ノー」というてるのは何か、ということだ。/あの阪神大震災の後、何がおきたか?騒擾事件があったか?山口組が地域復興に頑張ってたとは報道せんでも、そんなことなかったことぐらいわかる程度には報道しとるやろ。大正12年(1923年)の関東大震災の後、殺されたのは朝鮮人、中国人、であり殺したのが日本の警察であり、日本人であった。それを、加害者と被害者を逆にするストーリーにしてしまうデマゴー愚としての石原の幼稚さは、すなわち彼らが好きな「ノーと言える日本」が「ノー」と言いたいのは、アメリカではなく、再びアジアに対して、またこの国に現に住んでいるアジアの人々へ、だということを見逃してはならない。……つまり、石原が好きな「日本の民族主義」というのは、常にこのような形、つまりアジアの隣人に向かって牙をむき出したということであり、「ノー」というてきたちゅうことである。それは今、ボスニアで起きている「民族浄化」、これまで隣りあってなに不自由なく暮らしていた人々が憎みあい、殺しあう、というおそるべき形でのナショナリズムのいわば先駆け、という性格を持っていたし、いまも持っている、ということなのだ。】 [追加1、4.10夜]『毎日新聞』2000年4月10日付夕刊〔注:この日は休刊日で朝刊は休み〕の「石原都知事の発言要旨」【今日の日本は国の外側も内側もタガが緩んでいることは否めない。敗戦後50年間で見事に内側からも外側からも解体された。あのいびつな憲法に象徴されるよう、解体された。/自衛隊は社会から途絶、白眼視されながら国民の生命を守るために、精励されている。9月に災害防止のために陸海空3軍の演習をする。東京では不法入国した三国人、外国人の大きな犯罪が繰り返されている。大災害が起きたら騒じょう事件も想定される。警察の力には限りがある。皆さんには災害だけでなく、治安の維持も目的として遂行してほしい。演習で国家にとっての軍隊の意義を国民、都民にしっかり示してほしい。】 [追加2、4.12]『朝日新聞』2000年4月12日付の「陸自式典での都知事発言」【今日の日本を眺めますと、残念ながらどうも国の外側も内側もたがが緩んできたなという感じを否めません。(中略)/国家の国民に対する責任の最大のおのは、国民の生命と財産を守ると言うのは自明なことであります。そしてまた、国民もそれを期待するがゆえに国家というものに対する責任、あるいは忠誠というものをですね、抱いてるに違いないが、しかし、残念なことに今日の日本の政治を眺めますと、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に拉致されていった、いたいけないあの少女一人を救うこともできずにいる。これは政府の責任であると同時に私は国民一人ひとりの責任というものが結束していない、その証左ではないかという気が強く致します。/まあ、あまり物騒なことは申しませんけれども、私たちどうもですね、この敗戦後の五十年間、実に見事に内側からも外側からも解体されたという気が致してならない。(中略)/白人にとってみると、日本人だけが有色人種の中で唯一見事な近代国家をつくったというそのものが、意に沿わない事実だったのでありましょう。ゆえに、この日本を非常に危険視したアメリカは、あのいびつな憲法に象徴されるようにこの日本の解体を図って、残念ながら、その結果が今日露呈されていることを、だれも否めないと思います。そういう中で皆さん、ある意味で社会の中で孤絶された形で、場合によっては白眼視されながら日々精励され、この国家をいったん緩急の時には守る、財産を守るために精励していらっしゃる。これは当たり前のことであると同時に、実は日本の社会の中にとってはけうなることであると、残念ながら思わざるをえない。どうか一つこういった状況に決して屈することなく、いったん緩急の時には崇高な目的を達成されるために精進を続けて頂きたいということを、改めてこの機会に国民、都民を代表して熱願する次第でございます。/先ほど、師団長の言葉にもありましたが、この九月三日に陸海空三軍を使ってのこの東京を防衛する、災害を防止する、災害を救急するという大演習をやっていただきます。今日の東京を見ますと、不法入国した多くの三国人、外国人が非常に凶悪な犯罪をですね、繰り返している。もはや東京における犯罪の形は過去と違ってきた。こういう状況を見まして、もし大きな災害が起こった時には大きな騒擾(そうじょう)事件すらですね想定される。こういうものに対処するためには、なかなか警察の力をもっても限りとする。ならばですね、そういう時に皆さんに出動願って、都民のですね災害の救急だけではなしに、やはり治安の維持も、一つ皆さんの大きな目的として遂行していただきたいということを期待しております。/どうか、この来る九月三日、おそらく敗戦後日本で初めての大きな作業を使っての、市民のための、国民のための大きな演習が繰り広げられますが、そこでやはり、国家の軍隊、国家にとっての軍隊というものを、価値というものを、皆さんが何といっても中核の第一師団として、国民に都民にしっかりと示して頂きたいということを、ここで改めてお願いし、期待して、本日の祝辞と、そしてまた、皆さんに対するお礼と期待の言葉にさせていただきます。頑張って下さい。】
Mainichi INTERACTIVE 表題「石原知事全発言」
URL:http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/ishihara/hatsugen09-1.html 表題「よくぞ言ってくれた!石原慎太郎都知事、胸のすく爆言録」 ●首都機能移転への反対発言「私は東京の利益だけを考えているわけではありませんが、日本のためにも、こういうバカげた大それたプロジェクトは潰さなくてはいけない、変えさせなくてはいけない」「田中角栄が例の日本列島改造論でワアワアやり出して、東京は、日本はズタズタになっちゃった。今度はその亜流で、金丸信という大実力者が出てきて、それじゃあ東京都をどっかに移すかという話になって、みんな首都機能移転に賛成したが、そのころの状況といまでは経済状況が全然違います」 ●小沢一郎・自民党〔自由党の誤植?〕党首への引退勧告「男らしく小沢氏がさっさと故郷に帰って、手下を全部返上すれば、自自合流なんか簡単にできる。合流を阻害しているのは彼の存在なんだから引きずり回されている人は本当に迷惑しているでしょう」 ●環境ホルモン問題「日本有数の大消費地である東京で、消費者の立場に立つのは当然。健康を損なう恐れのあるものは(対応が)行きすぎてもいい。あとで『影響があった』と言われても間に合わないんだから」「子供がこんな容器に入っているものを食べ、男性として未成熟になったりすると、国家社会の問題になってくる。我が国の男性が、即席ラーメンを食って、みんなふぬけになってしまったら困るんだよ」「農林水産大臣が遺伝子組換えの食品を食ってみて『大丈夫』だったって。そんなものはてめえが生きてる間には出てこないだろ。それで安全なんて言えるか」 ●都庁職員への辛口発言「都の上のほうにいる古い人たちは頭がカチカチだから、若い諸君の意見をどんどん出してもらいたい」「〔職員提案制度について―引用者注〕昨日、いいアイデアについての表彰式を行いました。最優秀賞は自動車がぶつかって曲がったポール、だいたいいままで3万円かかってたのを今度はほとんどタダで直してしまうという、都庁にしては珍しくカネにつながるようなすばらしいアイデア。発明をした人は結構おっさんだったけどね。本当に大金持ちになるかもしれないぞ」「おい、60点!? 点数つけたやつを連れてこいよ。俺が逆採点してやるから。(彼は)僕とあんまり会ったことのない職員だと思うよ。局長、部長なんかは、“こんなに話しやすい、心の広い、優しいやつはいない”ってみんな言ってるよ」 ●銀行課税問題「銀行には私たちが出向いていって『税金をいただきます』っていう話じゃない。払うもんを払ってないんだから、彼らは」「反対する(都議会の)党はいないから粛々とやる。議会の良識を信じてますよ」「外形標準課税の導入と併せて、私は新築住宅を対象に固定資産税と都市計画税の減免制度を5年間、実施することとしました」 表題「特集ワイド:銀行新税の舞台裏――仕掛け人・東京都主税局長・大塚俊郎氏に聞く、石原知事は『革命家』」 (リード)石原慎太郎・東京都知事の打ち出した「銀行新税」が、大きな注目を浴びている。…「機を計るには、密をもってする。東京だって知恵者はいるんだよ」。新税導入を発表した記者会見で、石原知事はそう言い切り、わずか4人でこの“秘策”を練った経緯を明かした。自身と側近を除いた唯一の都幹部が、主税局長の大塚俊郎氏(59)である。そこで「税の専門家」に、「銀行新税」が生まれるまでと、その狙いをずばり聞いた。[長尾真輔] …… ――「慎太郎税」「銀行新税」「石原新税」「銀行税」などさまざまな呼び方がありますが、気に入ったネーミングは? ▼いろんな呼び方があって構わないんですが、私は税制の専門家ですから、堅い「銀行業等に対する外形標準課税」。ただ、つけてもらうのなら、やっぱり知事の固有名詞をつけていただければ、部下としてはありがたい。 ――上司として、石原知事はどんな方ですか。 ▼私がお仕えしたのは、美濃部亮吉、鈴木俊一、青島幸男の各知事、そして石原知事です。これまでの知事とは全く違うタイプです。決断力、拮抗力、発想、教えられることが多い。何より、何か本当にやる時に頼りになる上司です。強いて言えば、政治家には違いないんですが、運動家とか革命家とか、そんな言葉がふさわしい。考えていることが我々(役人)の世界を超えた上司だと思っています。 表題「編集長インタビュー/永田町紳士淑女を人物鑑定すれば――東京都知事・作家・石原慎太郎」〔聞き手・大島信三〕 【石原 日本に来る欧米人は清潔と安全に感心するけれど、このところ不法入国の外国人が増えて安全が脅かされています。東京で起こる犯罪の質も形も以前と大きく変わってきています。/中曽根(康弘)さんのサジェッション(示唆)で、ことし九月三日に地震対策総合大演習を実施します。小渕(恵三)総理も賛成してくれ、自衛隊の三軍を動員して行います。/そのとき僕がいったのは、関東大震災の際、朝鮮の人たちがデマゴーグで殺されたりして気の毒だったけれど、今度逆のことが起こる恐れがあると。/ロサンゼルスであったように、不法入国の外国人による大略奪が新宿とか池袋で起きるかもしれない。それに対処するデモンストレーションとして戦車とか装甲車で街を封鎖する訓練もしてほしいといったんです。 ――戦車なんていったら、マスコミがうるさいですよ。 石原 朝日の記者がなにかいってましたよ。でも中共がスネークヘッド(蛇頭)を本気で取り締まってくれたら、こんな心配は無用なんだ。彼らのやり方はすごいからね。ブルドーザーで店舗などを破って侵入する。警報機が鳴ろうが鳴るまいが、中に入ってごっそりかっぱらって逃げちゃう。日本の故買ルートで盗品を売ると足がつくので海外に持ち出しています。日本の値札がついているほうが信憑性があって香港の故買のルートで高く売れるんですよ。 ――外国人の犯罪は、中国系とイラン系が目立ちますね。 石原 昨年十一月二十四日、警視庁へ視察に行きました。科学捜査研究所で中国人の黒社会(ヤクザの世界)の残酷さを知りましたよ。/彼らは見せしめに裏切り者の顔の皮を剥ぐんです。研究所の技術で元の顔に修復したのを見たけれど、そういう残虐な行為は、いままで日本ではなかった。/麻薬捜査を担当するところも見たが、コカインとか、ヘロインとか、何グラムいくらと広告が出ているんですよ。その横に暗号番号が出ていて、常習者はそれを解読して買うらしい。これも不法入国の連中の仕業です。/追っかける方も一生懸命なんだけれども、とても精巧な暗号でなかなか解読できない。とにかく日本人にない発想の犯罪が出てきました。 …… 石原 あるメディアが各知事に「新しいガイドラインが発効したとき、どういうふうに国に協力するか」というアンケートをとった。僕だけは無条件で国に協力すると答えました。国家あっての東京ですよ。/知らない人が多いが、新しいガイドラインはあくまでも台湾と中共の戦争を想定したものです。……】 URL:http://www.php.co.jp/VOICE/people/isihara.html |