読書録 2005年10月後半(敬称略)

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  • 10月31日 「靖国神社のA級戦犯合祀」.10.31東京、【東条英機元首相らA級戦犯が靖国神社に合祀(ごうし)されたのは、1978年秋だが、合祀へと向かう大きな節目は66年2月にあった。旧厚生省(現厚生労働省)が刑死するなどしたA級戦犯の「祭神名票」を神社側に送り、合祀の前提になったからだ。ところが、この手続きは同省の事務方トップらの知らないところで進められていた。中心となって作業を進めたのは、旧陸軍の流れをくみ元軍人が仕切る援護局(現社会・援護局)調査課だった。 (社会部・加古陽治、沢田一朗)/■仕切る調査課/「私たちの課だけ、皆軍人か軍属ばかり。昔の軍隊を引きずっていた」−。一九六〇年代に調査課に在籍した職員は、こう振り返った。/旧厚生省援護局は、旧陸軍省と旧海軍省の流れをくむ第一、第二復員省がルーツだ。引揚援護庁を経て本省に統合されたのが五四年。幹部には元軍人も少なくなく、特に靖国神社から依頼された戦没者調査に携わる調査課は、職員も元軍人や遺族がほとんどで、省内でも異質な課だった。/ここに戦後間もない四五年十二月から六三年三月まで在籍し、強い影響力を行使したのが、終戦時の阿南惟幾(あなみ・これちか)陸相の高級副官を務めた故美山(みやま)要蔵氏だった。/美山氏はA級戦犯として終身禁固刑を受けた南次郎元陸相の親類で、東条氏とも陸軍時代から交友があった。没後出版された著書では、終戦後間もなく東京・用賀の自宅に東条氏を訪ねたことを回顧。「(靖国に)未合祀の戦死、戦災者、戦争終結時の自決者も合祀すべきである」「本戦争が国際道義に立った戦争なりとの印象だけは、後世に残さねばならぬ」と言われたと記している。/■東条氏元側近/長く援護局次長を務めた美山氏は六三年に退官したが、祭神名票の送付は、その三年後、陸軍の後輩である局次長と課長の下で行われた。新証言と合わせると、東条氏らに親近感を持つ元軍人たちが、仲間内で合祀を目指した様子が浮かぶ。/美山氏は靖国神社とも深い関係があった。神社が国会図書館に提供した資料によると、戦前、戦時中を含めた戦没者合祀は、神社を所管する陸軍、海軍両省の大臣官房に置かれた審査委員会で審査の上、天皇の裁可を得て行われていた。審査委員長は高級副官。つまり、美山氏は靖国への合祀を決める責任者だったのだ。/靖国神社は六四年、厚生省に「未合祀者の合祀を進めるため、保留になっていた者を含めて、全戦没者の氏名や死因を把握したい」と要望した。しかし、A級戦犯について言えば、名票を送られてから十二年以上も合祀しないなど、神社側が合祀を急いだ形跡はない。/■宮司は元少佐/神社側は七〇年、東条内閣で大東亜相を務めた総代の青木一男参院議員(当時、故人)に「東京裁判の結果を受け入れることになる」と迫られるなどし、合祀を決めたとされる。だが、時期については「宮司預かり」とされ、旧皇族の山階宮家出身の故筑波藤麿宮司は在任中に合祀しなかった。/それが七八年、一転して合祀に踏み切るのは、筑波氏が亡くなり、後任に故松平永芳宮司が就任してからだ。元海軍少佐で、陸上自衛隊に勤務した松平氏も元職業軍人。義父は、インドネシアでのオランダ軍事法廷で死刑とされた醍醐忠重海軍中将だった。/こうしてみると、東条氏らの合祀は、戦犯の名誉回復を望む、旧日本軍や大日本帝国の色濃い人々のリレーで進んだことが分かる。A級戦犯合祀は、祭神名票の送付から十二年半後。それが表面化するのは、さらに半年後−。それまでの間、一般国民に情報がもたらされることはなかった。】。

  • 10月30日 「「沖縄は植民地でない」 米軍再編反対の県民大会」.10.30東京、【米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ(沖縄県名護市)沿岸部への移設など、沖縄の米軍再編に反対する「県民総決起大会」が30日夕、那覇市の公園で開かれた。雨の中、主催者発表で約5千人が参加。「県外へ」の期待を裏切った県内への移設合意に「沖縄は無人島ではなく、植民地でもない」と、日米両政府を厳しく批判する声が相次いだ。/革新系各党と、労働組合、市民グループで構成する団体の主催。同飛行場がある宜野湾市の伊波洋一市長も来賓として参加した。/主催者代表の山内徳信・元県出納長は「県民の大多数は、県内移設を容認していない。日米両政府が勝手に決めたことに、なぜ従う必要があるのか。島ぐるみの闘争を起こそう」と呼び掛けた。/名護市辺野古で反対運動を続ける安次富浩さんは、2002年にいったん決まった辺野古沖合への移設計画が見直されたことについて「断念させたのは、私たちの勝利。新たな沿岸案もつぶす決意だ」と訴え、盛んな拍手を浴びた。/参加者は「基地の県内たらい回しをやめろ」「普天間飛行場を即時撤去せよ」と気勢を上げ、雨にぬれながら那覇市内の繁華街をデモ行進した。/集会前、主催者は県議会に呼びかけ、超党派の取り組みを目指したが、実現しなかった。】。

  • 10月29日 承前、『ユリイカ』11月号(特集・文科系女子カタログ)、高田里惠子「コレラ菌的考察 男子系文化の衰弱と文化系女子の台頭」。四方田犬彦の回顧談を引いて【いくぶん、いやったらしい話でもあるのだが、七〇年代の『ユリイカ』や東大駒場とか、いまは亡き都立大とかの活気といい加減さを見事に伝えてくれる。と同時に、現在の『ユリイカ』や『現代思想』には、「詩人、批評家、外国文学者」でもある大学教師が編集に協力して、適当に若い院生たちや研究者たちを動員してきたなと感じさせるものがすくなくなった、と改めて思う。目次を眺めていると、特集や論考の内容よりも、その成立事情と人脈を邪推したくなるような知識社会学的(?)楽しみを与えてもらえる、などということが、ほとんどなくなったのである。/大学における制度的営みから決別しているように見えて〔…〕、実は「学校的なもの」=西洋的「男子系文化」と結託しているという在り様が、『ユリイカ』から消えつつある。今回の特集企画は、その極限の姿をすすんで示そうとする自虐的試みなのだ(と勝手に決めつけてみた)。/そもそも、『ユリイカ』は、「学校的なもの」=「男子系文化」の総本山たる旧制第一高等学校(現・東大駒場)とは、切っても切れない縁でつながっていた。〔……〕/正直言えば、わたしは、ユリイカ的「男子系文化」の原点である、一高エリーティズムとロマンチシズム、アプレ世代のシニシズムとニヒリズム、「栄華の巷低く見」る孤高の精神と「多少の異端趣味」を懐かしむ者である。/こんな「文化系女子」の特集なんかキライだ!/などと、わざとらしく叫んでみたのは、旧制高校的あるいは『ユリイカ』的「男子系文化」を批判したりすると、反対に、実はこういうものを愛してやまない「男子系文化」オタクなのではないかと邪推(図星)されそうな気がして先手を打ったのである。そして実際、「男子系文化」もしくは「文化系男子」への愛着は、女性が示す一つの特徴であった。本来、こういうタイプのお嬢さまを「文化系女子」と呼ぶべきなのだ。彼女らの愛こそ、「男子系文化」を前から後ろから支えていたのではなかったか。】と書いている。

  • 10月28日 「危険な賭け」05.10.25 tsurezure-diary。関連:「靖国批判「理解に苦しむ」 小泉首相、米紙会見で」.10.25産経。▼「「日中友好の碑」を除幕 強制連行の死亡者悼み」05.10.23東奥日報(共同通信)、【太平洋戦争中に日本へ強制連行され、大阪で命を落とした中国人86人を追悼するため、大阪市港区の天保山公園に立てられた「日中友好の碑」の除幕式が23日行われ、中国から来た遺族らが哀悼の意を表した。/実行委員会の冠木克彦代表は「天保山は戦時中、物資輸送の拠点。多くの中国人が劣悪な環境で過酷な労働をさせられた地に碑をつくれて意義深い」などとあいさつした。/1944年に強制連行された高文声さん(78)も中国から駆け付け「60年前は、ひどい扱いを受け恨みしか持てなかったが、日本の人たちが一生懸命努力してくれ、除幕式ができたことはとてもうれしい」と、当時を振り返りながら語った。/碑は高さ1・15メートル、幅1・25メートル。中国の御影石でつくった。】。

  • 10月27日 『ユリイカ』2005年11月号が“文科系女子カタログ”を特集、切り口が秀逸で素敵! 編集後記(「j.k.」署名)、【「男性最高の快楽は落魄である」(種村季弘)から、いかに道を踏み外そうと男の美学、ロマン、プライド……の命綱は確保されている。「女の勝ち組」とその志願者については語らず、ただ見て過ぎよう。「負け犬」にだって雑貨、インテリア、自分探し……時間とお金を消費するための受け皿はいくらでも用意されている。しかし、そのどちらかに割り付けられることを不快に思う女性に、どのような逃げ道、出口が残されているだろうか。森茉莉、尾崎翠、矢川澄子、山田花子、ナンシー関……が果敢に示したように、それは地上でもっとも危うい、困難な、だからこそ創造的で、官能的な、人間の生存様式に繋がっている。ユーザー、消費者、被害者からの反転、反撃の契機を、2005年現在の女子文化総目録の中に発見したいと考えた。】。

  • 10月26日 承前、『日経ビジネス』“社員が壊れる”特集、「暴走する「成果主義」 手取り2万円に追い詰められた損保マン」、【富士火災海上保険に勤めるベテラン営業マンの沢井信次さん(仮名)は今年夏から、会社に内緒で深夜のアルバイトを始めた。1日の業務を終えて夜7時頃、自宅に帰り、仮眠。日付の変わった頃に起きて、深夜2時から近くの食品工場で働く。/工場での仕事はスーパーなどで販売する、すしの調理。ロボットが握るシャリの上に、すしネタを一つひとつ置いていく作業の繰り返しだ、商品ができたら、スーパーへの配送までしなければならず、仕事が終わるのは朝7時過ぎになる。家に戻る余裕はないため、工場のロッカーでスーツに着替え、そのまま富士火災の職場に出勤する。沢井さんが営業で疲れた体に鞭を打ってまで、深夜のアルバイトをせざるを得なくなったのは、このところ富士火災からの給料が毎年減り続けているからだ。〔……〕/富士火災が沢井さんら営業担当者を対象に、新たな給与体系を導入したのは2000年。もともと営業担当者の給与は、獲得した保険契約の保険料に応じて金額が決まる成果主義的な体系だったが、新たに「増加手当繰越清算」と呼ばれる仕組みが取り入れられた。/例えば、年間2000万円分の保険料を獲得していた営業マンの成績が、1500万円分まで落ち込んだとする。以前なら獲得保険料の100分の1を基準とする基本給が下がるだけで済んだが、新しい制度では成績が落ちた500万円分の一定割合を会社側に戻し入れ(繰越清算)しなければならなくなった。ひとたび成績が悪化すると、給料に二重に跳ね返ってくる厳しい仕組みだ。/この制度で、給与の手取りがわずか2万円にまで落ち込んだ営業担当者がいる。東京都内の支店に勤める脇坂修三さん(仮名)だ。/脇坂さんの年収はバブル期には1000万円を超えていたが、取引先の倒産などで昨年の成績は大幅に悪化した。その結果、基本給が14万2000円に下がり、繰越清算でさらに毎月7万4437円を引かれることになった。そこから、厚生年金保険料などを差し引くと、今年6月の手取り額は2万2632円しか残らなかった・/「営業職だから成果主義は仕方がない。でも、過去の給料を戻し入れろというのは前代未聞だ」。脇坂さんは怒りをあらわにする。日本国憲法第25条の保障する生存権の侵害にも当たると、今年11月にも東京地裁に提訴し、会社と徹底的に争う考えだ。/理論上は給与の手取りがマイナスにもなり得る極端な成果主義。それは、富士火災が2002年2月に、米保険大手のAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)、オリックスと業務・資本提携したことと無縁ではない。それ以降、会社の利益追求の考え方が強まったからだ。】。

  • 10月25日 承前、『日経ビジネス』“社員が壊れる”特集、長距離トラック運転手の現場、つづき、【居酒屋やファストフード店で常に新鮮な野菜を食べることができるのはなぜか。コンビニチェーンや食品メーカーが効率経営を標榜できる理由はどこにあるのか。/蛇口をひねって水が出るごとく、いつでもどこでも必要なものを届けてくれる物流は、もはや多くの企業に欠かせないインフラだ。そんな企業の“ワガママ”に応えれば応えるほど、忠さんの負担は増していく。〔……〕/だが、サービスを良くしたからといって、運送費が上がるわけではない。忠さんの運送会社の取り分は、10トントラック1台で、何をいくら運んでも長崎〜東京の片道18万5000円。原油高で燃料代が高騰してもその金額は変わらない。/いきおい、コストアップのしわ寄せは、ドライバーの給料や労働時間に向かう。今回の東上で、忠さんの運転時間は30時間を超えた。往復60時間の仕事を月に6回こなしたとすれば、時給は830円に過ぎない。/もちろん、これは労働基準法上、問題がある。だが、労基法を守っていたのでは物流そのものが成立しない。/「消費者や企業は便利になって、そりゃいいだろう。でも、その反動は弱いところ、現場のドライバーに来ている。こんなことを続けていたら、(物流の)血も澱んでしまう」。そう言って、元請けの経営者は首を振った。/10月6日午後11時52分。長い道程に終わりの時が訪れた。最終目的地である千葉港に着いたのだ。/最後の荷降ろしは翌8時。しれまでは体を休められる。もっとも、荷降ろしが終われば、東京でまた荷を積み、大阪や福岡に向けて走り出す。それは、明日も、明後日も終わらない。〔……〕/チャールズ・チャップリンの名作映画「モダン・タイムス」。機械化が人間を幸せにすると信じられていた1930年代、チャップリンは人間性を奪い、人を機械の歯車に貶める文明を痛烈に皮肉った。/それから約70年。チャップリンが描いた世界とは別の意味で、労働者は歯車と化した。高度に発展した資本主義システム。そこに組み込まれた歯車の軋みは、日を追うごとに激しさを増していく。】。

  • 10月24日 『日経ビジネス』No.1313(10月24日号)が“社員が壊れる”を特集。長距離トラック運転手の忠さんは30時間走りづめ…、【長崎〜東京間の1回の往復にかかる日数は4〜5日。それを月に5〜6回繰り返す。距離は片道約1300km。〔…〕長崎に戻っても、家に帰らず、そのまま東京にたつこともある。家族と過ごせる時間は、月に5日程度しかない。〔……〕/長距離便の中でも、特に「追っかけ」と呼ばれる仕事を多く引き受ける。追っかけとは、野菜や鮮魚などの生鮮食品を、地方から東京や大阪の中央卸売市場に、セリの時間に間に合うように運ぶことを指す。〔…〕/そして、忠さんの仕事は普通の追っかけより、さらに苛烈だ。/一般的な追っかけは、早朝5時までに市場に荷物を運んだ後は、7〜8時間の休息が取れる。ところが、加工食品などを混載している彼のトラックは、追っかけ終了後、残りの荷物を企業の配送センターに届けなければならない。そうやって忠さんが運んだ荷物が、コンビニエンスストアや居酒屋、食品加工工場などに送られる。〔……〕/そんな忠さんが今回の仕事で長崎を出発したのは、10月5日午後4時25分。〔……〕/最初の任務は、10月6日午前3時までにゴーヤとキュウリを大阪市中央卸売市場に届けること。ここには、神戸や京都などに野菜を転送する別の運送業者が待機している。時間に遅れると、自分で回らなければならない。〔……〕景気の低迷や運送費の引き下げで、月の手取りは30万円まで落ち込んだ。その半面、仕事はきつくなる。2〜3日風呂に入れないのは当たり前。停車中のアイドリングを禁止されたため、夏にクーラーをつけて寝ることさえできない。/積み下ろしの最中に転倒し、頭を陥没骨折したこともある。この時は、血止めのタオルを巻いただけで仕事を続け、長崎まで帰った。/何より、寝たい時に寝ることができない。2〜3時間の仮眠だけで、4日間運転を続けることもザラだ。/「どうしても眠たくなると、足をハンドルの上に乗せて寝る。そうすると10分くらいで足がしびれてくるから寝過ごさなくて済むというわけ」/恐らく、意識が飛んでいたのだろう。今回の仕事でも高速道路でトラックが何度か蛇行した。/辞めたいと思うこともあるが、長崎で月30万円を稼げる仕事はほかにない。3人の子供の生活費や学費を考えると、トラックから足は洗えない。】、つづく。

  • 10月23日 メイシネマ上映会:映画「アマゾンの読経」(2004/ビデオ/1時間47分+1時間24分+2時間4分、制作・構成・撮影・編集・報告:岡村淳)、11月3日(木・祝)0:30PM〜(プログラム)、前売1500円当日1700円、小岩コミュニティホール(JR小岩駅南口サンロード徒歩8分小岩図書館2F)。作品紹介:岡村淳のオフレコ日記

  • 10月22日 ▼10月21日、本の街・神田神保町の新しいポータルサイト「BOOK TOWNじんぼう」がオープン。第46回神田古本まつり(10/28〜11/3)第15回神保町ブックフェスティバル(10/29・10/30)ほか。▼特別展「漢字の歴史と書体をたどる 甲骨・王羲之・顔真卿」10月18日(火)-12月18日(日)、9:30-16:30、月休、台東区立書道博物館、500円。

  • 10月21日 「朝鮮人遺骨、身元と遺族判明 札幌の市民団体調査 赤平」.10.13北海道新聞、【戦時中に民間徴用されて亡くなった朝鮮人男性とみられる遺骨一体が赤平市の宝性寺に安置されていた問題で、札幌の市民団体「強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム」などは十二日までに、赤平市が保存していた埋火葬認可証を手掛かりに遺骨の身元と遺族を突き止めた。/道が八月に全道の市町村を対象に行った許可証の保存状況調査で、赤平市にも戦前からの認可証が保存されていると判明し、そこに記載されていた本籍地が手掛かりとなった。道フォーラムの小林久公事務局次長は「道の調査は画期的。他の都府県にも調査を求めていきたい」としている。/遺骨は強制連行問題を研究している赤平市内の高校教諭が二月、宝性寺の納骨堂にある無縁故者の棚で発見。木箱に朝鮮人とみられる名前が記されており、過去帳から民間徴用された朝鮮人であることを特定した。/過去帳には、本籍地などの記載がなく、道フォーラムは寺を通じて赤平市に対し、認可証に男性に関する記載がないか問い合わせて、本籍地が判明。韓国政府に照会したところ、今月初め、遺族が韓国在住であるとの連絡が入った。/遺骨は、朝鮮半島から徴用された人たちが帰国の際、宝性寺が預かったもので、黒川俊樹住職は「ご遺族が見つかって本当に良かった」と話す。/国が六月、徴用された朝鮮人に関する資料収集を都道府県に依頼した際、道は独自に認可証の保存状況も調査。七十三市町村で、戦前からの認可証が保存されていたことが分かった。道国際課は「将来、重要な手掛かりになることも考えられると判断して調査した。身元の特定につながり良かった」と話している。】。

  • 10月20日 『サイゾー』2005年11月号(インフォバーン)の連載:岡留安則「激論ニッポンの真相」に、魚住昭「NHKとのバトルから見えた、朝日新聞の“深い闇”」。岡留との対論で魚住は【「俺はこんなに一生懸命働いていて、能力もあって、エリートなのに、高い税金を取られるのはなぜだろう?」という意識が芽生えてきたところに、新自由主義の思想が入り込んでくるんです。「それはね、貧乏で能力のない奴が遊んでいて、足を引っ張ってるからだよ」と。だから、大手メディアの本音は、新自由主義に則った小泉構造改革に賛成なんですよ。しかも、彼らは常に高級官僚を取材していますから、考え方も上からの目線になる。僕は会社を辞めて4〜5年して、初めてそのことがわかりましたからね。】と述べている。

  • 10月19日 「靖国参拝「無意味な挑発」…NYタイムズが批判」.10.18読売、【【ニューヨーク=大塚隆一】18日付の米紙ニューヨーク・タイムズは小泉首相の靖国神社参拝を「無意味な挑発」と批判する社説を掲載した。/社説は靖国神社が「韓国や中国で日本が働いた残虐な行為について非を認めない見解を広めている」としたうえで、その参拝は「日本の戦争犯罪の犠牲になった人々の子孫を意図的に侮辱するものだ」と断じた。/また、「日本が帝国主義的な征服に再び乗り出す懸念はだれも現実には抱いていない」としながら、「こうした挑発は中国が経済の極めて重要なパートナーになり、最大の地政学的な課題にもなりつつある時代には無用のことに思える」と指摘した。/そのうえで「今こそ日本は20世紀の歴史に向き合うべきだ」とした。】。

  • 10月18日 「「共謀罪」廃案へ集い 市民と野党3党の国会議員」.10.18しんぶん赤旗 /「共謀罪・メディア規制・改憲論議…/『現代の風潮』に憂い 横浜事件」.10.18東京 /「共謀罪適用、「組織的犯罪集団」に限定・自公が修正案」.10.17日経 /「共謀罪に異論・反論!」.10.17北陸朝日放送 /「社説:「共謀罪」審議入り/決して容認できない内容だ」.10.16河北新報 /「社説:『共謀罪』法案 早期成立へ必要な修正を急げ」.10.16読売 /「「共謀罪」新設で審議入り 謀議参加だけで処罰」.10.14中日 /「「共謀罪」反対で集会/「刑法の根幹変えてしまう」日弁連主催」.10.14しんぶん赤旗 /「共謀罪創設の組織犯罪処罰法審議入り・反対根強く修正必至」.10.14日経 /「「共謀罪」14日審議入り 日弁連は反対集会を開催」.10.13東奥日報(共同)/「共謀罪 3度目の国会提出」.10.08東京(特報)。関連サイト:共謀罪反対 THE INCIDENTS / 日弁連:国際刑事立法対策委員会リーフレット「思想を処罰?日弁連は共謀罪に反対します!」〔PDF〕。【.10.22追補】「共謀罪 三たび断念の背景」.10.20東京(特報)。

  • 10月17日 「立ち退き強制執行迫るウトロ地区」.10.15民族時報。▼社団法人日本人材派遣協会「高まる派遣需要とその概況」、【労働者派遣事業の適正労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律(以下「労働者派遣法」という。)が、昭和61年7月に施行されて以来、18年が経過いたしました。その間に許可・届出事業所数が約30,000事業所(平成17年3月1日現在)、登録者を含めた派遣労働者数が約236万人、売上高が約2兆3,614億円(平成15年度)(http://www.jassa.jp/topics/news050307.htm参照)となるなど、人材派遣事業は、民間による労働力需給システムとして着実に定着してきました。/この間、わが国は、経済のグローバル化、少子高齢化、情報通信技術革命等の環境変化に対応して、経済社会の構造改革を進めなければならない状況にあり、また労働者の就業意識の多様化が進む中、労働力需給調整の強化を図るため、労働者派遣法についても、平成11年12月派遣対象業務が原則自由化され、昨年3月から更なる規制緩和がなされました。/この法改正により、派遣労働者は急激に増加しつつあります。総務省の「労働力調査詳細集計」によると、労働者派遣事業所の派遣社員が、四半期ごとの平均で平成15年10月〜12月53万人、平成16年1月〜3月62万人、4月〜6月90万人、7月〜9月88万人、10月〜12月99万人と、規制緩和された平成16年3月を境に、急激に伸びた姿が窺われます。/具体的には、四半期ごとに調査している社団法人日本人材派遣協会の「労働者派遣事業統計調査表」(http://www.jassa.jp参照)によれば、物の製造業務における派遣労働者実稼動者数は、全体に占める割合が0.9%(第4四半期)とまだまだ比率は低いですが、月ごとに増加し、平成16年12月は調査の開始した4月の2.6倍以上になっています。また、紹介予定派遣については、実稼動者が対前年比で平成16年4月以降約30%増加しています。〔…〕】。厚生労働省大臣官房統計情報部 「派遣労働者実態調査結果の概況」05.09.16、【調査期日〔平成16年8月31日〕現在で、調査対象事業所に就業している派遣労働者数は956.6千人となっている。/これを産業別に見ると製造業が314.4千人と最も多く、次いで卸売・小売業128.5千人、金融・保険業127.7千人、サービス業(他に分類されないもの)111.8千人の順となっている。/また、製造業を中分類で分けると機械関連製造業が188.1千人と多くなっている。/派遣労働者の性別構成をみると、男は37.2%、女は62.8%となっている。これを産業別にみると、男は運輸業72.0%、製造業54.8%と高くなっており、女は金融・保険業92.5%、医療,福祉83.9%と、運輸業、製造業以外はすべて高い割合を示している。】。厚生労働省職業安定局需給調整事業課「派遣労働者数236万人に増加 労働者派遣事業の平成15年度事業報告の集計結果について」05.02.18。

  • 10月16日 『THE INCIDENTS』05.10.14付に、寺澤有「日本弁護士連合会が共謀罪に反対する集会」「「共謀罪」反対で集会/「刑法の根幹変えてしまう」 日弁連主催」.10.13しんぶん赤旗 / 集会のもよう(動画)(撮影:杉本健太郎、編集・報告文:小林アツシ).10.13AcTV(アクティービー):ビデオアクト / 日弁連:国際刑事立法対策委員会リーフレット「思想を処罰?日弁連は共謀罪に反対します!」〔PDF〕