5月12日 専修大学の授業(総合科目)に出講予定、前田年昭「アジア主義の過去と現在」5月14日(土)9:00〜12:10、専修大学神田校舎、無料、聴講歓迎申込不要、1.アジア主義とは何か(問題意識、一般的定義、歴史的経緯)/2.孫文とボースの問いかけ(孫文の批判、ボースの苦悩)/3.アジア主義の現在的可能性(竹内好と橋川文三の遺産、松本健一と経済主義、トヨタ広告事件と日中関係、覇道の鷹犬となるかという問い)。
5月10日 「聚珍録刊行紀念セミナー 印刷史とタイプフェイス・デザイン」日時:2005年6月4日(土)13:00〜17:00(途中休憩あり)、会場:印刷博物館 グーテンベルク・ルーム(東京・飯田橋)、講師:鈴木広光(奈良女子大学助教授)「日本印刷史と『聚珍録』」/小宮山博史(佐藤タイポグラフィ研究所代表)「築地体・秀英体と現代のタイプフェイス・デザイン」、司会:府川充男/鳥海修、会費:2,000円(印刷博物館の入場料800円が別途必要です)※博物館受付で「セミナーに来場した」旨伝えていただけば入場料が団体割引(50円引き)となります)、申込:「セミナー参加申込」ご明記いただき、 info@jiyu-kobo.co.jp までお名前とご連絡先(メールアドレスまたはfax番号)をそえてお申込ください、共催:築地電子活版/字游工房、協賛:大日本スクリーン製造/三省堂。
5月7日 ▼韓統連大阪のホームページに「国家保安法改正案など 6月の臨時国会に先送り 東亜日報2005/5/3」、【国会は3日の本会議で「真実・和解のための過去史整理基本法(過去史法)」の表決を行い、賛成159票、反対73表で可決した。/これを受け、学者や弁護士などからなる「真実・和解のための過去史整理委員会」が、今年11月から4年間にわたって、日本の植民支配期以後の不当な公権力による人権侵害や、大韓民国の正当性を否定した勢力によるテロ・暴力・死因の不明な疑問死について調査を行うことになる。】。▼インターネット新聞「JANJAN」に、安住るり「超親日的中国見聞小記(1)」.05.01 /「超親日的中国見聞小記(2)」 /「超親日的中国見聞小記(3)」.05.04。同紙にまたリンク集「特集・「反日」を超えて アジアの中の日本」。
5月5日 「自殺相談が急増−5年連続で最多更新」.05.02四国新聞、【自殺予防を目的に二十四時間体制で相談を受け付けている「香川いのちの電話」が受信した自殺志向の相談件数が急増している。二〇〇四年度は八百二十件となり、五年連続で過去最多を更新。特に男性からの相談が五年間で約三倍に増えており、内容別では生き方や職業など「人生」に関する相談が増加しているのが特徴。事務局は「社会情勢の不安を背景に、生き方や孤独に悩む男性の姿を反映しているのではないか」と分析している。/まとめによると、自殺を訴えた相談は一九九九年度から六年連続で増加。特に〇二年度以降の三年間は、それぞれ前年よりも百件以上急増している。】。関連:警察庁生活安全局地域課「平成15年中における自殺の概要資料」〔PDF〕2004.7 / 藤田利治「自殺にかかわる保健統計資料の整備についての研究」平成14年度分担研究報告書2003年3月、国立保健医療科学院、【本報告では、1998年以降の自殺死亡率急増の実態を、性別、年齢および地域との関連から整理した。年平均の自殺死亡数は、1989-1995年の20,556人から1998-2000年の30,849人へと1万人を超える急増がみられているが、その4分の3以上に相当する増加が15歳から69歳までの男において発生していた。特に45歳から69歳までの男のみでの自殺死亡数の増加は、全増加の62%に相当する大きさであった。中高年の男での自殺死亡率の上昇は自殺死亡率の従来の高率地域であった東北地域を含む日本海側及び九州地域でも起きているが、これまでやや自殺死亡率が低い傾向にあった関西及び関東の大都市部での増加が自殺死亡数急増に大きな関与を果たしていた。また、男と比較して女の自殺死亡数の増加はわずかではあるが、女の1998年以降の自殺死亡数の増加が関西及び関東の大都市部において明らかであることも留意すべき点である。/関西及び関東の大都市部における自殺死亡数の相対的増加は、社会・経済的要因の関与を推察させるものである。すなわち、1998年以降の自殺死亡の急増の背景にはこれまでとは異なる要因の強い関与があると考えられ、自殺死亡急増についての新たな構造的解明が必要とされている。】。
5月4日 酒井直樹「共感と無恥」〔『インパクション』146号(特集・NHK番組改変と女性国際戦犯法廷)2005年4月15日、インパクト出版会 掲載〕。【それにしても、なぜこれほどまでに、ある種の人々が「日本人の誇り」を傷つけられることにこれほど敏感になるのだろうか。従軍慰安婦や日本軍の虐殺を語ることを自虐史観と呼び強迫的に忌避することの裏には、共同体への渇望が見て取れる。おそらく「日本人の誇り」をしきりにいう人々は自分たちが共同性を喪失していると感じているのであろう。〔……〕/日本でも共感の共同体への渇望がこれほど強く出てくることの裏には、個人が共同性を奪われているという厳しい現実があるのだろう。敵対や非難、誤解や競争、といった簡単に共感が成り立ちえないような対人状況を通じて他者と共に生きる社会性を創造する力を奪われたとき、人は無媒介的な共感をますます希求するようになる。地縁共同体や、職業組織、政治運動、家族関係や学校、といった国家と個人の間にある数多くのかつて「中間層」と呼ばれた社会関係の領域が荒廃してゆけばゆくほど、人は全体へ一気に合体する夢想に抵抗できなくなるのである。/自分の楽しさが他人の楽しさでもあり、他人の苦痛が自分の苦痛でもあるような、自他の区別が解消してしまい自己の孤立の意識が霧散してしまった融合あるいは一体化の理念(Communion)から共同体を奪い返すために、かつてジャン=リュック・ナンシーは共同性に関する考察を行った。ナンシーによれば、こうした一体化の夢想に基づく共同性の観念こそが、ナチズムやスターリニズムを突き動かしてきたのであって、共同体を一体化とは全く違ったところから考え直さなければならないのである。/NHKテレビETV2001「シリーズ 戦争をどう裁くか」の改竄が、NHKの組織の改善や政権と報道機関の癒着の除去といった緊急な課題を越えて、重要な意味を持たざるを得ないのは、世界の多くの国々で進行中のなし崩しのファッショ化の現象に私たちがどう対決すべきかを考える上で試金石の役割を果たしているからであろう。一体感の想念とは違った所から共同性を考えることは、未だに私たちの放棄することのできない課題なのだ。】。
5月3日 「中国で反日デモ 関連リンク集」〔再掲〕。関連追加:乱乱「P-1 WORLD GP」.04.30アナーキー・イン・ニッポン /「反日デモ - livedoor ニューストピックス」/「社説は語る:反日デモ」/「Sankei Web:【特集】中国反日デモ」/「ブログで情報収集!Blog-Headline: 反日デモ」。
5月1日 新刊!これはすごい! ばるぼら『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』2005年5月、翔泳社。かつてhttp://blogdex.tripod.co.jp/encyclopedia/(2002/09/30初版公開、2003/03/08 初版最終刷。現在は消滅。internet archiveには02.12.14/03.08.01が残っている)に載ってネット界を震撼させた力作の増補書籍版。【〔…〕これまでに細分化されすぎた日本の個人サイトをもう一度、分化前のあやふやな状態に戻そうとする自浄作用がウェブログだった】とするばるぼらは【04年のウェブログの傾向を無理やりカテゴライズすると〔…〕、相変わらず人気の海外翻訳やバカニュースのほか、アフィリエイトによるおこづかい稼ぎの商品紹介系、先に挙げた人気サイトの記事にトラックバックして一行コメントを書くだけのうなづき系、流行ってるから始めてみた内容のないほめぱげ系、「食べたものを淡々と記録するよ」から始まった日々の出来事を短く伝える淡々系、従来のウェブ日記と本質は変わらない日記系、同じくテキストサイトと似た娯楽的文章を綴るテキスト系、「てれびまにあ」(03年9月1日)や「KNOY NEWS」(8月14日)などの歌手や俳優の情報を集める芸能ネタ系、などが目立った。/どこかに共通点はあるのか? もちろん何もない。結局「ウェブログ」は言葉の範囲が広がりすぎて、古来からある「ホームページ」のようなトップカテゴリの名称になってしまった。拡大を進める要因となっていた「中心地の不在」も、各種サービスがランキングなどを設置するようになると、そのゆるやかな囲い込みを中心に、狭い意味でのコミュニティが成立しはじめる。この先に待っているのは、ウェブログから複数のジャンルと文化が生まれ、各々が独自に発展を遂げていくという、インターネット初期の個人サイトが辿ったのと同じ道ではないか。そう、インターネットはいつのまにか一周していたのだ!/歴史はくり返す。】と書いている。縦組み本文中の縦中横欧字を読むのは疲れるし、注記番号が「氏」の前に来たり後に来たりしてイライラさせられるが、十二分に懐かしいパソコン通信期からテキストサイトを経て現在に至る歴史をたどった労作、必携! 関連:読書録02.10.13付。[.05.16追記]「「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」に名を刻んだニュースサイト+α」。
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