読書録 2005年1月前半(敬称略)

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  • 1月14日 「NHK番組に中川昭・安倍氏「内容偏り」 幹部呼び指摘」.01.12朝日 /「NHK番組改変問題 「会長了承していた」と告発者会見」.01.13朝日 / 「安倍氏、中川昭氏 NHKに『偏向』指摘 『圧力』と市民団体批判」.01.13東京。関連:米山リサ「メディアの公共性と表象の暴力 NHK「問われる戦時性暴力」改変をめぐって」より /吉見俊哉「「法廷」とナショナル・メディアの沈黙 NHK・ETV2001問題の背後にあるものを考える」 /坂本衛「NHKに政治介入。政府高官が圧力・干渉、番組内容を改変。受信料問題に影響も。ETV「裁かれた戦時性暴力」で」(05.01.13すべてを疑え!! MAMO's Site)。

  • 1月12日 内田樹の研究室のサイト(05.01.11付)に「『オニババ』論争の火中に栗を拾う」。関連読書録:1月6日付

  • 1月8日 「辺野古沖 「サンゴ破壊は規則違反」国を告発」05.01.07 QAB琉球朝日放送。【基地建設に絡む辺野古沖の国のボーリング調査は漁業権や環境権を侵害していると民事訴訟が提起されています。そして今度は調査によってサンゴが破壊されたとして市民団体が刑事告発に踏み切りました。/名護市辺野古沖へのヘリ基地建設に伴う国のボーリング用の足場がさんご礁を破壊したのは法律に基づく県の規則に違反するとして、自然保護団体が国を相手に告発しました。告発したのは、自然保護団体「ジュゴン監視団」など2つの市民団体です。告発状によりますと、去年11月に那覇防衛施設局が辺野古沖でボーリング調査用の足場を海底に設置しましたが、その際に県の許可を得ることなくさんご礁を破壊したことは法律に基づく県の漁業規則に違反するとして、那覇防衛施設局長と調査を委託された東京の会社を訴えています。〔…〕】。

  • 1月6日 田中美津「津田梅子もオニババなの? トンデモ本『オニババ化する女たち』を批判する」〔『論座』2005年2月号掲載〕。【『オニババ化する女たち』は女性のために書かれた本だ。しかし、本当にそうだろうか。読めばすぐに気づくことだが、同性に対してこれほどリスペクト(敬意)を欠いている本も珍しい。〔……〕私たちは誰でも「我が内なるオニババ(オニジジ)」を抱えて生きているのです。「子供を産んで次の世代を育てていくということは、女性性の本質」。だから、「誰とでもいいから早く結婚しなさい」と教祖は説く。「女性はやっぱり相手を持って、性生活があって、子供を産んで、ということをしていけば、ある程度女性としていい暮らしができる」というわけだ。/そりゃ誰だって、女性として幸せに生きてきたい。でもその実現は、リプロダクティブのヘルスだけでは難しい。ライツ(権利)の視点が必要なのよ。三砂さんにはそこが決定的に欠けている。/ライツの視点がないということは、社会性に欠けるということです。だから、若いうちに結婚し、出産し、細々と働きながら子育てして、四十五歳ぐらいに社会復帰すればいい、そうすれば「近代産業社会にとっても、非常に貢献できることです」なんて言える。夫ひとりの稼ぎでは生活できない現実や、四十五歳で再就職する困難が、彼女にはわからない。】。

  • 1月5日 『中央日報』05.01.14付(噴水台)に鄭在淑(チョン・ジェスック)文化部次長「国語と韓国語」。【〔…〕去年の暮れ、国会本会議で可決された「国語基本法」は、韓国語歴史に残るべき大きな一歩だ。「大韓民国の公用文書はハングルで書く。ただし、しばらくの間、必要とされる場合は漢字を併用できる」という、1条だけの「ハングル全用(正しい使用)に関する法律」が制定された1948年以来、初めて韓国語の保全と発展に向けた骨格が作られた。だが「韓国語が民族最高の文化遺産であり文化創造の原動力」であることを基本理念にした「国語基本法」は、文化の自主性が大勢である時代の流れに逆らっているような印象を与える。▽5年ごとに国語発展基本計画を打ち立てて、施行し▽国民の国語能力への検定を行い▽専門用語の標準化を行う−−など、外へ向かって開く形ではなく、うちの方から閉じてしまう形だ。漢字関連の条項を含ませるべき、だという元老国語学者の建議は受け入れなかった。「排他的民族主義」の影が濃い「国語(National Language)」より、客観的な表現である「韓国語」に変えよう、との意見も無視された。/表面的には、ハングル学会と漢字教育国民運動連合が競合しているように見えたりもするが、なかみを見てみると、そのように単純なものではなさそうだ。ハングル全用派と漢文混用派の戦いの歴史はながい。国家主義と批判されている「国語純化運動」の亡霊がうろついているような気もする。生命体のように動く言葉と文を、法と力でもって規制できない、との事実を人類史は見せてくれたはずだ。】。

  • 1月4日 「国芳 暁斎」〜1月23日(日)、休館日1/1(土)〜7(金)11(火)17(月)、平日10:00〜19:00土日祝10:00〜18:00、東京ステーションギャラリー(JR東京駅・丸の内中央口下車・赤煉瓦駅舎内)、一般800円/大学・高校生600円/小・中学生400円。▼日仏会館講演会「ページとコンピュータ・ディスプレイ:テキストの見せ方と読み方の現在」2月4日午後6時、日仏会館6階601会議室、入場無料、家辺勝文(日仏会館、東京外国語大学)、【書き言葉による表現がますますコンピュータという道具に依存しつつあるにも関わらず、文字とテキストのデジタル化の技術は、依然として言語、特に文字言語をどのようなものとしてとらえるかに関して奇妙なほど単純化された前提の上に構築されている。この情報技術の基本問題を深く考察することなしに現在のメディアとコミュニケーションをとりまく諸問題を的確に議論することはほとんど不可能であろう。2004年に改正された JIS X 4051「日本語文書の組版方法」は、その実務的な技術的内容のみならず、情報技術における文字とテキストの基本的なとらえ方という点でもユニークな位置づけをもちうるものである。言語学が新たな視点から書き言葉を研究対象とする可能性を探りながら、組版方法規格の置かれた知的文脈を辿る。】。

  • 1月1日 専修大学の「ニュース専修ウェブ版」に、専修大学・西北大学「遣唐使墓誌研究特別プロジェクト」。●共同シンポジウム『新発見 遣唐使の墓誌をめぐって 〜1270年の時を超えて蘇る遣唐使の夢〜』1月28日(金)10時〜18時50分、有楽町朝日ホール、●市民セミナー『遣唐使とその時代 −「井真成」墓誌の物語るもの−』1月29日(土)13時〜18時15分、専修大学神田キャンパス303号教室。/共同シンポジウム・市民セミナー申し込み方法:Eメールまたははがきで受け付け。(1)参加希望日(両日希望も可)(2)氏名(ふりがな)(3)郵便番号(4)住所(5)電話番号(6)年齢(7)性別(8)職業、を明記の上、Eメール:kikaku-a@acc.senshu-u.ac.jp、はがき:〒214‐8580川崎市多摩区東三田2-1-1専修大学学長室企画課まで(1月14日(金)必着)。