6月29日 ▼「米裁判所への異議申し立て容認 最高裁 海外基地で拘束の外国人」04.06.28京都(共同)、【【ワシントン28日共同】米連邦最高裁は28日、国際テロ組織アルカイダのメンバーとして拘束され、キューバのグアンタナモ米海軍基地に拘束されている外国人が拘束に対し、異議申し立ての訴訟を米裁判所に起こすことができるとの決定を下した。ロイター通信などが報じた。/ブッシュ政権はテロ容疑者は米国の法律が及ばない海外の米軍基地に拘束しているため、必要な場合は無期限に拘束できるとの見解を示していたが、最高裁はこの主張を退けた。明確な証拠の提示がない状態での長期拘束に歯止めがかけられた格好だ。〔…〕】。「グアンタナモ基地収容の捕虜にアルカイダ関連容疑者いない=米紙」04.06.21ロイター、【[ニューヨーク 21日 ロイター] 21日付のニューヨーク・タイムズ紙は、キューバのグアンタナモ米軍基地に収容されている捕虜について、ブッシュ政権や軍当局者がその脅威や情報価値を誇張していた、と伝えた。/そのうえで、政府高官の主張とは逆に、これらの捕虜の中には、アルカイダの指導者や幹部とされるものは1人もいない、としている。〔……〕】。関連:NHKスペシャル「カリブの囚われ人たち」04.06.13放送 / 伊藤成彦「「法のブラックホール」あるいは「地球番外地」としてのグアンタナモ基地」〔『葦牙』第30号 2004年5月 掲載〕 /「グアンタナモ空軍基地で何が起きているのか? アメリカがやっている大量拉致事件 収容所の長期間に及ぶ尋問と拷問」03.10.25 X-Files /「グアンタナモ海軍基地をめぐるキューバ政府の見解」02.01.28アジア記者クラブ。アムネスティ関連:「アムネスティ日本、米大使館を訪問し、米軍拘禁施設内の拷問、虐待の徹底調査、公正な裁きを要請」04.06.25アムネスティ日本 /「米国:グアンタナモの被収容者たちが法的に曖昧な状態におかれたまま1年が経過」03.04.05アムネスティ /「米国:グアンタナモ収容捕虜の法的地位の確立をアムネスティが米国に要求」02.01.15アムネスティ。関連読書録:03.10.13付 / 03.07.08付 / 02.02.10付。▼「幻のロシア絵本1920-30年代展」2004年7月3日(土)−9月5日(日)、東京都庭園美術館、休館日:第2、4水曜日(7/14,7/28,8/11,8/25)、開館時間:午前10時−午後6時(入館は午後5時30分まで)、1000円。
6月28日 フィクションとノンフィクションとのはざまで、久々に映像ではなく文字の力を再認識させてくれる文芸作品ふたつ。垣根涼介『ワイルド・ソウル』2003年8月、幻冬舎、[1961年、衛藤一家はアマゾンの大地に降り立った。夢の楽園と信じて疑わなかったブラジルへの移住―しかし、それは想像を絶する地獄の始まりだった。逃げ出す場もないジャングルで獣に等しい生活を強いられ、ある者は病に息絶え、ある者は逃散して野垂れ死に…。それがすべて日本政府の愚政―戦後の食糧難を回避する“棄民政策”によるものだと知った時、すでに衛藤の人生は閉ざされていた。それから四十数年後―日本国への報復を胸に、3人の男が東京にいた。未開の入植地で生を受けたケイと松尾、衛藤同様にブラジルを彷徨った山本。報道記者の貴子をも巻き込んだ用意周到な計画の下、覚醒した怒りは300発の弾丸と化し、政府を追いつめようとするが…。それぞれの過去にケリをつけ、嵌められた枠組みを打破するために、颯爽と走り出した男女の姿を圧倒的なスケールと筆致で描く傑作長篇小説。]。黄晰暎『客人[ソンニム]』2004年4月、岩波書店、[故郷への旅の途中で次々と現れる亡霊たち。彼らが呟くのは、半世紀前、朝鮮半島で起きた凄惨な戦争の生々しい姿である。それは南北米中の軍同士の戦いであっただけでなく、村人同士、隣人同士の血で血を洗う殺し合いでもあった―ピョンヤン、ニューヨーク、ベルリンで実在の人物に取材し、ソウルの獄中で構想した、衝撃の小説作品。]。[ ]内はともに「BOOK」データベースより。
6月27日 ▼「家計の所得格差、02年も拡大続く・高齢世帯増が響く」04.06.25日経。▼安田常雄「変貌する世界との応答はいかに可能か 新しい『日本史講座』の〈実験〉に寄せて」〔『UP』380号、2004年6月掲載〕。【〔…〕「世界の現実」が「歴史学に対して提起している問題を積極的に受けとめ」るための切り口の一つは、世界史レベルの大状況とミクロな細部のリアリティを、同時に同じ比重をもつものとして見据える視点といえるかもしれない。それは「戦後歴史学」パラダイムの継承的批判と私たち一人一人の歴史認識に対する立脚点を考え直すことにつながるかもしれないからである。たとえばそれは、最近興味深かった本を通して思考実験的にいえば、A・ネグリとM・ハートの『〈帝国〉』(以文社)と大塚英志『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』(講談社新書)を両極におくと見えてくるものは何かという問題といえるかも知れない。キーワードは中心をもたないグローバル資本主義のなかで、人々の深部に内在するスピノザ的な「生きる活力」のゆくえ。これは網野喜彦〔ママ〕さんのお仕事の根底にあるものとも響きあっている。そして私たちは、グローバル資本主義下の情報メディアのなかで、歴史を考える言葉そのものの解体にも出会っているのであって、歴史教科諸問題における歴史的事実と虚構とのせめぎあいもその一端であるにちがいない。またかつて「戦後歴史学」的に理解された「世界観」という言葉が、理想の未来社会への発展の必然性を示す現実性の別名であったのに対し、いまや「世界観」とはアニメ、ゲーム、コミックの世界で、「虚構世界を仮想現実化するための具体的な情報の総体」(大塚英志、前掲書)を指す言葉に転換しているのである。】。ふむ、こけおどしの無内容、歴研の伝統の簒奪!
6月26日 『日本経済新聞』04.06.26付(文化欄)に「季語改革論争 歳時記に新暦、無季・通季も (賛)季節のずれ解消(否)伝統破壊の暴挙」。【立春は春から冬、朝顔は秋から夏へ。現代感覚に合わせた季語の改革が物議をかもしている。親しみやすい、いや伝統破壊の暴挙だ――と賛否をめぐり舌戦が繰り広げられている。日本人の生活文化に深くかかわる季語論争の行方から目が離せない。/「思い切って現代生活に合った感覚で季語をとらえ返すことが大事。たとえば立春は冬の季節の中で春の到来を感じる季語でしょう」/戦後、前衛俳句を唱導した俳人で現代俳句協会の金子兜太氏はそう語る。確かに新刊の同協会編『現代俳句歳時記』(全五冊、学研)は俳壇の常識を覆す内容だった。改訂委員長は俳人の宇多喜代子氏。〔……〕/編集にあたった俳人、村井和一氏は「理科年表を編集の参考にしたが、全国的に二月はまだ寒く、立春のベースは冬。原爆忌も広島(八月六日)が夏で長崎(九日)が秋というおかしな状態が解消する」と効用を語る。〔……〕/正岡子規に始まる近代俳句を大成したのは弟子の高浜虚子。子規から継承した「ホトトギス」は俳壇の中核誌となった。俳句を花鳥諷詠の有季定型詩とした虚子は一九三四年に『新歳時記』を世に出す。虚子は古式にのっとって季題と称し、その取捨の基準を掲げた。現実に行われなくても、また重要でない行事でも詩趣があるものは採るが、語調の悪いものは捨てる、などとした。/虚子の孫でホトトギスを主宰する俳人、稲畑汀子氏は真っ向から『現代俳句歳時記』を批判する。「俳句は季題を詠む詩なのです。だから無季を容認した歳時記はあり得ない。確かに行事は変化していますが、少しずつ直すべきで、一気に新暦にすることにも反対。伝統は大事にしたい」〔……〕/そもそも現代俳句協会が歳時記に新暦を採用したのは五年前。あくまで会員向けで書店に並ばなかったにもかかわらず俳壇は大騒ぎに。「季語は日本人の美意識のふるいにかけられ、磨き抜かれた言葉の集大成」(鷹羽氏)と伝統破壊を危惧する声があがった。/協会は今回、過去の歳時記が「郷愁の中の時間」になっている現実を直視する宇多氏のあとがきを掲載、芥川龍之介の「季題無用論」なども引き、季語改革の姿勢を鮮明にした。新暦旧暦論争にこれで一気に火がつく可能性がある。】。
6月25日 ▼29年前(1975年)のきょう6月25日、船本洲治烈士は沖縄の米軍嘉手納基地前において、海洋博粉砕!皇太子来沖阻止!朝鮮革命戦争に対する反革命出撃基地粉砕!米帝の北朝鮮に対する核攻撃を断固阻止せよ!と叫びつつ焼身自決。生き残った私(たち)は何をなすべきか? 関連:日本寄せ場学会年報編集委員会編『近代日本の下層社会 寄せ場文献精読306選』2004年5月、発売・れんが書房新社、ISBN4-8462-0284-4。▼韓統連/韓青/民主女性会/学生協「声明 韓国軍および外国軍隊はイラクに存在してはならない−金鮮一氏のめい福を祈りその痛ましい死を哀悼する−」2004.06.23。【〔……〕だがわれわれは、金鮮一氏に無念で残酷な死をもたらした共犯者をより峻厳に糾弾する。そもそも、ブッシュ大統領が無謀で不当な侵略戦争を始めさえしなければ、現在世界を不安のなかに追い込み、金鮮一氏をも飲み込んだ戦争とテロの不幸な暴力の連鎖はなかった。また韓国政府が米国の要求に屈して侵略戦争に加担する派兵を行ったこと、三千人の追加派兵を決定したことが、金鮮一氏の拉致の直接的な原因だった。そのうえ韓国軍の撤退を要求する犯人グループの要求と、金氏の血を吐く絶叫にもかかわらず、追加派兵方針を大々的に再確認したことで、犯人らを見せしめ的な殺害へとかり立てたことは否定しようがない事実である。ましてや米軍は、金氏がすでに五月三十一日の段階で拉致されていたことを知りながら、韓国政府が追加派兵を最終決定するまで隠ぺいしていたとの指摘がある。/政府が果たすべき第一の義務とは、国民の生命と財産を守ることであり、それこそが最大の国益である。米軍装甲車による二女子中学生のれき殺事件と数々の米軍犯罪、最近の海外米軍再配置計画に見られるように、米国は徹頭徹尾、自国優先の国益追求をためらわない。それが明白である以上、韓国政府は韓米同盟をうんぬんするのではなく、国民のためにき然として韓国の国益を追求すべきである。具体的にはイラク派兵が韓国民の命を脅かしている事実を直視して、ただちに追加派兵を撤回し、既存の派遣兵力も早急に撤退させることだ。〔……〕/われわれは金鮮一氏を救い出せなかった罪責感を決して忘れることなく、イラク追加派兵撤回と国軍および外国軍隊のイラクからの撤退を実現するまで、内外同胞や反戦平和勢力と連帯して闘争していくものである。】。
6月24日 ▼企画展「明清の書画」2004年6月4日(金)〜8月1日(日)、書道博物館。【明・清時代は、文人と称される詩書画を嗜んだ知識人や、学者たちによって多くの書画が書かれた時代です。今回の展示では、明の四大家と称された沈周の作品をはじめ、清の正統派文人画家の王、揚州八怪の一人である鄭燮など世に知られた文人画家たちによる絵画。清代の著名な学者である呉大澂の書いた青銅器銘の臨書とその手本となった拓本とが軸装されている非常に珍しい書作品など、書画あわせて27点を展示します。/また、今回初公開の明・清に活躍した書家、画家たちの扇面や尺牘(手紙)などは、大家といわれた人々の気負いのない日常的な一面も窺い見ることができ、いわゆる大作とは違った面白さがあります。中村不折が収集した明清時代の書画の世界をこの機会に是非ご覧ください。】。▼「親と子のギャラリー 文字・もじ・モジ」2004年7月17日(土)〜8月29日(日)、東京国立博物館東洋館地下。【博物館に並んでいる「書」や「書跡」というと、何だか難しそうですね。読めない文字が多いし、「上手」か「下手」かもよくわからない、白と黒だけでつまらない、なんて思う人もいるかもしれません。でも、私たちが毎日使っている文字を書いたものなのです。今年の夏休みは「親と子のギャラリー 文字・もじ・モジ」で、文字の歴史や美しさに、ご家族でもっと気軽に接してみませんか?】。
6月23日 ▼『現代の理論』が9月20日創刊と予告(編集発行:言論NPO・現代の理論、発売:明石書店)。6月20日付「創刊準備号」は巻頭に【「あの旗は幻だったのか」、私たち自身が、いま、問われています。】との定期購読のお願いを掲載。中岡哲郎「敗北から徹底的に学んで立ち上がる気概を」、【『現代の理論』再刊の動きを何となく醒めた感じで眺めていることを最初に告白しておきます。/かつての『現代の理論』の思想的意味は、戦後革新運動を主導していた古典的革命思想に、「構造改革」の旗印を掲げて真っ向から立ち向かったことにありました。〔…〕/しかし、「構造改革派」は結果において、戦後革新運動の流れを変えて、民衆の持続的な運動に支えられた社会変革の時代を作り出すことはできませんでした。〔…〕/この状況を私は、思想運動としての『現代の理論』のみじめな敗北という思いで受け止めています。そのような思いを持つ人間として、私は、再刊運動に関連してこれまで受け取った文書の中に、敗北の原因を徹底的に検討して、その教訓とともに誌名を継承するという姿勢が見られないことに違和感を持ちます。いつの時代でも思想と理論は、何が起こるかは不明な次代との接点である混沌とした現実に直面しながら、そこに鋭く切り込み進路を見出すために格闘しているものです。思想運動としての『現代の理論』の格闘と挫折の歴史には、現代の混沌に思想と理論によって切り込もうと志す人々に教訓となるものが数々あるはずです。それを探り出し新雑誌に生かす努力をもっとやってほしい。それをやらず、誌名だけ継承しようという運動には、私はあまり未来を感じることはできません。】。▼『SWITCH』Vol.22 No.7(2004年7月、スイッチ・パブリッシング)が“誰も知らない子どもの世界”を特集、是枝裕和と子どもたちの一年間 映画の感情って何だろう、MAYA MAXXのお絵かき教室 平和ってどんな感じ?、ハイテク時代の学級新聞、横山剣の子ども悩み相談室 中華街からケンチャナヨ!、横山剣の子ども悩み相談室 中華街からケンチャナヨ!、塩田明彦が少年少女を撮る理由、重松清の小説からいえること、重松清の小説からいえること、大森克己が撮る子どもの肖像、子どもトレンドウォッチング。
6月22日 島田裕巳『創価学会』2004年6月、新潮新書。【〔…〕創価学会という巨大教団、巨大な村を生み出したのは、日本の社会にほかならない。もっと特定して言えば、戦後の社会が創価学会を生み出したと言える。日本の戦後社会を象徴する高度経済成長の時代があったからこそ、創価学会は都市への新たな流入者を取り込むことで、急速に拡大していったのである。〔……〕/特に新しい宗教は、社会を映し出す鏡としての機能を果たしている。それは、たんに都市への人口集中と新しい宗教の勃興という関係のみにとどまらない。新たに都市部へ流入してきた人間たちが望むのは、まず第一に安定した生活であり、豊かな生活への展望が切り開かれていくことである。創価学会は、現世利益の実現を強力に打ち出すことで、そうした都市への新たな流入者の願いをかなえようとした。/創価学会ほど、現世利益を強調した教団はなかった。しかも。創価学会には折伏や謗法払いといった、一歩間違えば狂信的にもなりかねない布教のための武器があった。高度経済成長の時代は、社会全体が熱狂しやすい状態にあった。安保闘争や学生運動などがその代表だが、創価学会の折伏大行進もまた、同じような熱狂によって駆り立てられた行動だった。その熱狂は、やがて選挙活動のエネルギーを生み出していくことになる。/創価学会が実現しようとしたことは、ある意味で、日本の戦後社会が実現しようとしたことでもあった。敗戦によって打ちのめされた日本国民は、豊かな生活の実現を求めて企業や労働組合といった組織を作り上げ、組織に忠誠を尽くしながら勤勉に働き続けた。その姿は、創価学会の会員たちの姿と重なる。一般の国民は、創価学会の思想や組織のあり方には賛同できなくても、追求する価値については、創価学会員と共通したものをもっているのである。/あるいは、一般の人たちが、創価学会のことを毛嫌いするのは、創価学会が日本の戦後社会の戯画だからではないだろうか。〔…〕/池田大作に対する創価学会員の熱狂にしても、戦前の日本社会に存在した天皇崇拝と重なる部分がある。池田の師であった戸田城聖は、はっきりとその点を意識していて、だからこそ天皇の閲兵式を真似たのだ。/その意味で、創価学会という組織は、日本人の誰にとっても決して遠い組織ではない。むしろ、私たちの欲望を肥大化させたものが創価学会であるとも言えるのである。】。
6月21日 ▼『AERA』No.28(04.06.28)に、「朝鮮総連で若者が「反乱」 「狡猾で欺瞞」と幹部批判も」、【北朝鮮本国と直結する朝鮮総連に、今、激震が走っている。執行部に対し、公然と異議を唱える者が相次いでいるのだ。故・金日成主席の盾も売りに出されるほど「荒廃」している】。関連:「総聯第20回全体大会に対する「総聯再生フォーラム」のコメント」04.06.07〔21世紀、朝鮮総聯の改革と再生のための提言〕。▼金賛汀『朝鮮総連』2004年5月、新潮新書。【在日同胞の輝ける星から「反民主主義、反民族団体」視される組織にまで、いかに変質してしまったか。その過程を具体的に追い、今後、朝鮮総連が在日同胞の権利擁護団体として存続するためにはどうしたらいいのか考えた。】という立場からの戦後在日朝鮮人運動史。
6月20日 高島直之「日本近代絵画の特異性と「現実性の寓意」のありか」.06.15 artscape(フォーカス)。
6月19日 ▼「多国籍軍参加 不十分な首相の説明」.06.18東京(核心)/「多国籍軍参加 なし崩しに拡大するな(社説)」.06.19東京/「首相の会見 説明はたったそれだけ?(社説)」.06.18東京/「多国籍軍参加 信頼損なう あいまい語(社説)」.06.17東京/「『多国籍軍参加ありき』で政府解釈修正」.06.15東京(核心)/「『多国籍軍参加は問題なし』 “お墨付き”出した内閣法制局 なし崩し解釈 露払い」.06.11東京(特報)。▼近刊! 西村秀樹『大阪で闘った朝鮮戦争 吹田枚方事件の青春群像』岩波書店、ISBN4-00-022378-X C0036。【事件は朝鮮戦争最中の1952年に起きた.朝鮮戦争と戦争協力に反対し,労働者・学生・在日朝鮮人が大規模な集会を開き,徹夜で反戦デモを敢行した吹田事件と,旧陸軍工廠での兵器製造再開阻止のためにダイナマイトが爆発した枚方事件だ.当時の人たちはなぜ命をかけて戦争に反対したのか.その動機や時代背景を探る.歴史の闇に光をあてる.】。
6月18日 人権・市民・社会 百九十六団体一同「民間人虐殺真相究明法」の制定を要求する196団体共同声明」04.06.01〔『民族時報』第1037号04.06.21付掲載〕。【「朝鮮戦争前後の民間人虐殺真相究明法」の制定を要求する人権・市民・社会百九十六団体共同声明/第十七代国会が開会した。すべての政党が「原則」と「改革」を押し立てて、新しい国会、働く国会に生まれかわると明らかにした。われわれ人権・市民・社会団体は、各党が第十六代国会の旧態を抜け出し、国民的要望に合致する議院活動で時代的使命を果たすとの約束を、「朝鮮戦争前後の民間人虐殺真相究明法」の制定で立証しなければならないと考える。/これまで国会と国家は、朝鮮戦争を前後して米軍など国連軍、韓国軍、警察、右翼団体および人民軍によって百万人以上の民間人が何らの法的手続きをへることなく無残に虐殺されたにもかかわらず、その実状をまともに把握しようとさえしなかった。五百万人の遺族の痛恨が半世紀を超えて持続しており、朝鮮戦争前後の民間人虐殺事件の広範さと野蛮さが、まさに身震いするほどに残酷であるにもかかわらず、そのまま放置している現実は、人権国家を志向する民主国家では考えられないことだ。/民間人虐殺事件に対しては、四・一九直後の第四代国会で真相究明が試みられたが、五・一六軍事クーデターによって、その努力は踏みにじられた。五・一六軍事クーデター勢力は、むしろ遺族らを弾圧し、連座制によって彼らの一生を苦痛のなかへ追いやった。また歴代の反民主的な独裁勢力によって、虐殺の真実は徹底的にわい曲され隠ぺいされてしまった。こうして国家権力による不法な殺人犯罪を処罰できなかったことが災いして、韓国社会は半世紀が経過した現在も、依然として国家権力による不審死、拷問、ねつ造などの不法行為を経験する、不幸な歴史を重ねることになった。/このようにして、民間人虐殺の遺族らは過去三十余年間沈黙するほかなく、韓国社会の民主化が進展した九〇年代に入って、ようやく真相究明活動を再開することができた。〔……〕/われわれは再度、第十七代国会が開会後、直ちに民間人虐殺真相究明法を制定するよう重ねて要求する。われわれ百九十六の人権・市民・社会団体は、各党の真相究明法制定努力を注視し、五百万遺族とともに、完全な法律が完成されるまで、すべての努力を傾注するだろう。】。
6月17日 「来る参院選勝利のために大同団結を」呼びかけ人(安里英子、新崎盛暉、親泊康晴、金城睦、桑江テル子、高里鈴代、山内徳信)「参院選全野党統一候補実現を踏まえさらに大きな民衆運動のうねりを創り出そう」2004年5月24日〔aml 40110 04.06.17掲載〕。【私たちは、今回の参院選において、沖縄における全野党統一候補の実現、ひいてはその勝利が、沖縄の民衆運動を活性化させ、閉塞状況にある日本、さらには世界の政治情勢を未来に向けて切り拓く一つのきっかけになると考えました。そこで、小泉自公政権の危険極まりない政治的スタンスと政策展開に反対する全野党に対し、小異を残して大同に立つ立場から、民衆と共に沖縄の未来を切り開く方向で大同団結することを呼びかけました。同時に、志を同じくする一人ひとりの市民の想いを政党関係者に伝えるべく「沖縄の明日を切り拓くために―来る参院選をどうたたかうか―」をテーマとする「市民集会」を開催しました。選挙のあり方について、一般市民が、すべてを政党関係者にゆだねるのではなく、主体的にそれぞれの意思表明を行う市民集会を開いたのは、市民の政治参加を考える上で意味のある試みだったといえるでしょう。/全野党関係者が、こうした試みの中で表明された様々な市民の想いを真摯に受け止め、糸数慶子全野党統一候補が実現したことを私たちは心から歓迎します。全国的にも類似の試みがなされなかったわけではありませんが、それが実現したのは、唯一沖縄のみであったことは特筆すべきことです。それは沖縄が置かれている特殊な状況と、そうした状況を打破しようとする民衆の想いの反映です。/いま、強大な軍事力を背景としたアメリカの世界支配戦略と、これに追随するのみの日本政府の政策が破綻に瀕しつつあることは、誰の目にも明らかです。アメリカは、軍事戦略の見直しを迫られています。そうした状況の中で、辺野古沖の海上基地建設が、いかなる観点から見ても無理があることは、ますます明らかになりつつあります。にもかかわらず日本政府は、沖縄における新基地建設を既定方針として強行しようとし、地元住民を中心とする民衆の強い抵抗に直面しています。辺野古沖ボーリング調査を阻止する座り込み闘争、都市型戦闘訓練施設建設に反対する金武町町民大会、普天間基地包囲等は、沖縄民衆の平和への想いの高まりを示しています。また私たちは、沖縄から派遣された海兵隊が、イラク・ファルージャにおける住民虐殺の主役であること、同時に、ファルージャにおける住民虐殺と関連して発生したいわゆる日本人人質事件が、平和を願うイラクと日本の民衆の相互理解によって解決したこと等をも視野に入れておきたいと思います。/沖縄における新基地建設に反対し、平和を求める全野党統一候補の勝利は、さまざまな基地反対運動とも連動しあいながら、民衆運動の大きなうねりを創り出し、軍事基地に反対する沖縄の意思を内外に強烈にアピールすることになるでしょう。統一候補の実現がその勝利に結びつくためには、なおいくつかの課題が残されていることを確認しつつ、統一候補実現をめざした私たちの活動を総括しておきたいと思います。】。
6月16日 アナーキー・イン・ニッポンのサイトに乱乱『テロニモマケズ』04.06.13。【テロニモマケズ/皆様犬人//テロニモマケズ/「痛ミ」ニモマケズ/冬将軍ニモ砂漠ノ暑サニモマケヌ/丈夫ナカラダヲムチウチ/翼ハナク/決シテ怒ラズ/イツモシズカニウスワライシテイル/一顰一笑/少シノ福祉ト年金ヲウケ/アラユルコトヲ/ソントクカンジョウニ入レ/ミザルイワザルキガザル/ソシテ逆ラワズ/桜ノ森ノ満開ノ下/小サナ欠陥ウサギ小屋ニイテ/東ニイラクデ人質ニナッタ人アレバ/「自己責任ダ!」「自作自演ダ!」「カネカエセ!」ト罵倒シ/西ニ宿泊拒否サレタハンセン病元患者アレバ/「差別サレテアタリマエ」「温泉ヨリ骨ツボニ入レ」ト中傷シ/南ニ拉致問題トハ無関係ナ在日アレバ/「殺スゾ!」「死ネ!」「リンチヲシテヤル」「拉致スルゾ」ト恫喝シ/北ニ拉致サレタ家族アレバ/「オマエノ娘ナンカモウ死ンデイルヨ。イイ気味ダ」/「線香デモ買ウテ送ッタルワ!」/「拉致被害者ノ救出ニ血税ヲ使ウノハ」ヤメロトイヒ/「セカチュウ」ニハナミダヲナガシ/リストラサレルトオロオロシ/ミンナデニッポンチャチャチャト唱和シツモ/夢モ希望モモテズ/歯牙ニモカケラレズ/サウイウモノニ/ワタシハナリタイ…ダッテ】。
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