3月31日 ▼アナーキー・イン・ニッポンのサイト(アナキストニュース)に「英国の兵士、戦闘拒否」03.03.31。【二人の英国兵士が、道義的理由により、イラクに対する戦争で戦うことを拒否したために、軍法会議にかけられそうになっている。/二人とも<16 Air Assault Brigade>の兵士であり、帰国させられ、命令不服従のため、最大二年間の投獄に課せられそうになっている。その戦友たちは、イラク南部で激しい戦闘を行ってきた。/ひとりは歩兵であり、もう一人は航空機技術者であり、彼らは、無実の民間人を殺す戦争で戦うことはできない、と指揮官に語った。/彼らは、その旅団がイラクに配備された後の今月初めに、自分たちの異議を述べていた。〔…〕】。▼「韓国の時事週刊誌・ハンギョレ21のイラク戦争特集」邦訳〔03.03.31レイバーネット〕。▼新刊! 森孝一『「ジョージ・ブッシュ」のアタマの中身 アメリカ「超保守派」の世界観』2003年3月、講談社文庫。【本書は「宗教」という側面から、911以降の「ブッシュのアメリカ」を検討する。〔…〕】。▼新刊! 関貴星『北朝鮮1960 総連幹部・最初の告発』2003年3月、河出書房新社(監修・宮崎学、討議・梁石日×宮崎学)。【本書は『楽園の夢破れて 北朝鮮の真相』(一九六二年、全貌社)、『真っ二つの祖国 続・楽園の夢破れて』(一九六三年、全貌社)を併せて、再編集したものである。第一部には『楽園の夢破れて』のうち、著者が執筆した第一部、第二部を収めた。なお、同書には他に、第三部「朝総連の組織と活動状況」、第四部「北朝鮮からの手紙」が収められている。第二部には『真っ二つの祖国』のうち、付録をのぞく本文から、前著と重複する部分を一部削除して収録した。「まえがきにかえて」は『楽園の夢破れて』に付されていたものである。〔…〕】。
3月30日 谷川渥編『廃墟大全』2003年3月、中公文庫(1997年トレヴィル刊、の再構成文庫化)、飯島洋一「リアルな廃墟 ウィーン、神戸」。【〔…〕廃墟をリアルと感じないのは、何も私一人だけではあるまい。日本という国の内部では、廃墟はずっと、そのようなリアルではない位置にあり続けてきたのではあるまいか?〔……〕廃墟は、この国では人々の生活とは無関係に、単純に「欲望」としてのみ氾濫しているだけなのだ。〔…〕廃墟がフィクショナルな存在であり、「欲望」に過ぎないというのは、一体どういうことなのか。】と問い【〔…〕廃墟とはすなわち「死」である。そして廃墟が「死」であるとするならば、私たちが廃墟を内面化できないことは、私たちが「死」を内面化できない、ということになるだろう。】とする飯島は、阪神・淡路大震災後の神戸をナチス要塞の廃墟とともに生きるウィーンと比較対照し【〔…〕私が指摘したいのは、この街が、震災後の経緯の中で、あれだけの無残な災害にあったにもかかわらず、その記憶を一部として残すことなく、ほとんど抹消しようとしているかに見えることにある。〔……〕この国の行政がやろうとしたのは、廃墟をできるだけ早く、速やかに、微塵も残さず、徹底的に見えないようにすることであった。〔…〕死を徹底的に拒むこと、そのような力学が、この国の都市に対する考え方にはたしかに働いている。〔…〕この国では、廃墟=死は、いつも日常の外側に、「虚」としてあり続けなくてはならないということである。いや廃墟は、ここではもともとあってはならないものなのだ。〔……〕廃墟にひかれながら、一方でどうしても廃墟を「虚」としか認知できない、あるいは内面化できないと書いたのも、この国のもつその不可思議な「死を隠蔽する構造」と決して無関係なことではない。】と指摘、【〔…〕私たちの都市では、廃墟はマスイメージの中に見事なほどに浸透し、関心をひいている、廃墟がないのに、廃墟のイメージだけは、つまり「死のイメージ」だけは、この国では異様なまでに散乱している。それはまさに、この国では廃墟や死が、「現実」のものとしては受けとめられず、たえず仮構としてしか許容できないある種の症候があることの、実は転倒した現象なのだと思われる。それは抑圧の、ひとつの過剰な表れと見てもいい。/「都市」とは、繰り返すが、廃墟=死を受容できる場所である。廃墟=死とともに生きることができる場所、人々の内面に、廃墟=死がリアルに存在する場所が「都市」にほかならない。したがって私たちの住んでいるのは「都市」ではない。私たちが暮らしているのは、何か。それは言うならば、イメージと欲望だけが異様に肥大し充満する、「空虚なユートピア」とでもいうべき場所なのであろう。】とむすんでいる。
3月29日 ▼フェルディナンド・ソシュール、相原奈津江・秋津伶訳『一般言語学第三回講義 エミール・コンスタンタンによる講義記録』2003年2月、エディット・パルク、ISBN4-901188-03-8。巻末に、西川長夫「甦るソシュール 解題にかえて」。【〔…〕それにしても『一般言語学講義』とは何という違いであろう。バイイ、セシュエが編集した『講義』とは違い、コンスタンタンのノート(第三講)には思考の流れとリズムが忠実にたどられている。】とたたえる西川は【現在の日本語〈教育〉ブームは、歴史的に見ると第二回目に当たる。第一回目のブームは、日本が日清・日露戦争に勝利を収めて、台湾の植民地化や日韓併合を進め、満州を支配下に置いて植民地支配をひろげていった時代に始まり、おそらくそのピークは太平洋戦争の始まる前後であった。現在の第二の日本語ブームは、第一期のような明らかな植民地支配や軍事支配とは結び付いていないが、経済的=文化的支配とは結び付いており、第一のブームとの類似性が感じとられる。日本語教育は、世界の国家間の関係とは無縁ではありえない。現在、グローバリゼーションと呼ばれているものがもし形を変えた植民地主義であるならば、そのグローバリゼーションの中で占める日本の地位や日本語教育の役割が問われることになるだろう。】と指摘し【ソシュールの『一般言語学講義』のノートの中でおそらく最も重要な位置を占める『コンスタンタンのノート』の翻訳が、このような日本語教育という実践の場から切実な要求として出されたことの意味は大きいと思う。私はソシュールにかかわるこの重要な文献が、アカデミーの住民ではなく、言語問題の現場で苦闘している人によって訳され、中央の大出版社ではなく地方の小出版社によって世に出ることを喜び、祝杯をあげたいと思う。】と書いている。▼中東コンフィデンシャルのサイトに、アブ・ハバル「イラク戦争は第二のベトナム戦争になるか」03.03.26。
3月28日 ▼「WORLD PEACE NOW 4.5」@代々木公園ケヤキ並木。11-12時ピースラリーを公園内B地区で行った後、LOVE&PEACE パレードは13時から/ケヤキ並木渋谷公会堂側出発/コースは渋谷〜表参道〜代々木(予定)。▼(再掲)メールマガジン『早稲田古本村通信』創刊号が3月28日に配信された。
3月27日 ▼在日韓国民主統一連合・在日韓国青年同盟・在日韓国民主女性会「〈韓統連声明〉ブッシュ政権のイラク侵攻と韓日両政府の追従を糾弾する」03.03.20。関連:「イラク侵攻反対 反戦平和闘争ニュース」。▼「国営イラクTV空爆はジュネーブ条約違反 IFJ非難」03.26 asahi.com 。アムネスティ発表国際ニュースから「イラク:軍事行動は民間人と人権に大惨事をもたらすだろう」03.20 / 「イラク武力攻撃:捕虜の取り扱いに対するアムネスティの声明」03.24 / 「イラク:民間人の人道的ニーズは満たされなければならない」03.24 / 「イラク:アムネスティからの日報3月25日」03.25 / 「イラク:民間人の犠牲」03.25 / 「イラク:テレビ局への爆撃」03.26。▼「米国、対イラク戦に備えてさらに強力な劣化ウラン弾を準備?(上)」03.12 / 同(下)03.13。関連:「劣化ウラン研究会」。▼早稲田古本村通信(メールマガジン)創刊号が3月28日配信予定!
3月26日 ▼郷土博物館(青梅市)で2月18日から5月18日(日)までの会期で特別展「活版印刷技術展」(毎週月曜休館、9:00〜17:00、無料)。【活版印刷技術の代表的存在として市内根ヶ布にある精興社は、名著といわれる多くの書籍印刷を手掛け20世紀のわが国の文化の発展に大きく貢献してきましたが、近年の印刷技術の変革によって平成7年に活版による印刷を廃止しました。/青梅市教育委員会は、今も残されている諸設備を重要な近・現代産業遺産として平成9年度から3か年計画で調査を実施してきました。精興社に残る活字や印刷機などは活版印刷の様子を後世に伝えるたいへん貴重な資料であります。〔…〕】。▼デビッド・エドワーズ、益岡賢訳「ブレアの誠実さとメディア」03.03.21 ZNet(邦訳03.03.22益岡賢のページ)。「戦争の理由」03.03.25アナキストニュース。▼「ホームレス、過去最多2万5300人 地方へも拡散」03.03.26 asahi.com 、【公園や河川敷で生活するホームレスの数は、全国581市区町村で2万5296人にのぼることが26日、政府の全国調査でわかった。前回01年調査を約1200人上回り、全国統計を始めた99年以降で最多となった。今回初めて全都道府県でホームレスが確認され、地方への拡散傾向が浮き彫りになった。〔…〕】。関連:読書録02.07.22付。03.31追記:「ホームレス 聞き取り調査も必要だ」03.30沖縄タイムス社説。
3月25日 ▼『ミュージック・マガジン』2003年4月号が“オルタナティヴの進化型”を特集、高橋修「パール・ジャム エディ・ヴェダーが語る新作、アメリカ」。高橋のインタビューにこたえてエディ・ヴェダーは【誰も戦争なんて望んでいないんだ。イラクの人々だって、生きようとしているだけだ。子供が安全に学校から無事に家に戻ることを望んでいるだけ。すべては基本的なことなんだよ。それなのに、アメリカのメディアではそういったことが見失われて、誤った解釈をされるように取り上げられている。この戦争で被害を受けるのは、生身の人間だってことが忘れられている。何の罪もない市民がいるということを伝えていないんだ。“サダム・フセインとの対決だ”なんて、二流のカウボーイ・ムーヴィみたいだ。つまり、怖いのはブッシュやその政権そのものではなく、52%ものアメリカ市民が盲目的に政府を信じてしまっているということなんだ】と述べている。関連:半月城「アメリカ世論調査のナゾ」〔aml 33205〕。▼(再掲)3・20 反戦青年救援会「3月20日のアメリカ大使館前弾圧に抗議する声明」03.03.21。関連:03.20 TBS。▼(再掲)キットカット発売30周年記念キャンペーンの一環として制作・配信される1話約15分×全3話のショートムービー「花とアリス」の第1章「花の恋」03.24公開! 脚本・監督:岩井俊二、主演:鈴木杏「花とアリス」〔ネスレのサイト〕。
3月24日 ▼3・20 反戦青年救援会「3月20日のアメリカ大使館前弾圧に抗議する声明」03.03.21。関連:03.20 TBS。▼キットカット発売30周年記念キャンペーンの一環として制作・配信される1話約15分×全3話のショートムービー「花とアリス」の第1章「花の恋」03.24公開! 脚本・監督:岩井俊二、主演:鈴木杏「花とアリス」〔ネスレのサイト〕。▼「さざ波通信」のサイト(第30号、2003.03)に「不破史観の確立と発展――『日本共産党の80年』の批判的検討(上)」、1、『80年史』出版の歴史的意味 / 2、全体としての特徴 / 3、日本共産党の創立とロシア革命・コミンテルン / 4、最初の綱領草案と君主制の廃止 / 5、党創立直後の闘争と「27年テーゼ」 / 6、侵略戦争に対する闘争と「32年テーゼ」 / 7、治安維持法下の闘争と「査問」 / 8、ソ連とヨーロッパ共産党の反ファシズム闘争 / 9、戦後の党の再建と野坂参三 / 10、戦後憲法をめぐる攻防 / 11、アメリカの対日占領政策の転換と日本の従属国化 / 12、50年問題。▼『毎日新聞』が“連載・[揺れる「在日」]日朝首脳会談から半年”、「1 「改革」の声」.03.16 / 「2 影落とす朝銀破たん」.03.17 / 「3 「革命」消える教科書」.03.18 / 「4 整わぬ公的援助」.03.19 / 「5止 韓国籍へ、進む書き換え」.03.20。
3月23日 ▼国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で18日から6月8日(日)までの会期で開館20周年記念展示「はにわ 形と心」(毎週月曜休館、9:30〜17:00、830円)。▼印刷博物館(東京都文京区)で21日から4月20日(日)までの会期で展示「かたちの出現 図から見る人の身ぶり、自然の身ぶり」(毎週月曜休館、10:00〜18:00、無料)。▼「平成13年社会生活基本調査」03.03.20公表〔総務省統計局統計センター〕。
3月22日 国立情報学研究所のサイトに「大学Webサイト資源検索(JuNii大学情報メタデータ・ポータル試験提供版)の公開」03.03.17、【平成15年3月17日から,メタデータ・データベース共同構築事業の一環として,当データベースの検索システムの試験公開を開始しました。今後,検索機能の強化とデータのさらなる充実を図り,JuNii(大学情報メタデータ・ポータル)の提供を予定しています。/大学Webサイト資源検索(JuNii大学情報メタデータ・ポータル試験提供版)/http://ju.nii.ac.jp//〔…〕】。および「研究紀要ポータルの公開」03.03.17、【平成15年3月17日から,「研究紀要ポータル」を公開しました。研究紀要ポータルは,国内外の有用な学術情報資源との連携を可能とすることを目標としたプラットフォーム"GeNii"(ジーニイ)の機能の一つであり,NACSIS-IR学術雑誌目次速報データベースを機能拡張したものです。研究紀要ポータルでは,国内の大学・研究機関等の刊行する研究紀要の文献情報の検索・表示や,また,研究紀要の論文本文や抄録のデータが登録されている文献であれば,論文本文や抄録の表示ができます。今後国内の大学・研究機関等の刊行する研究紀要の文献情報や,論文本文のデータのさらなる拡充を図り,提供していく予定です。/研究紀要ポータル/http://kiyo.nii.ac.jp//〔…〕】。
3月21日 ▼きょう「もう戦争はいらない 〜わたしたちはイラク攻撃に反対します〜 WORLD PEACE NOW」に行こう! →13時東京・芝公園23号地(東京タワー近く)集合 13時45分ピースパレード出発 / 当日詳細情報。▼益岡賢「来るべき嘘とプロパガンダに備えるために」03.03.20。【〔…〕今回の攻撃が国際法に違反し、米国は度重なる嘘をついて国内外の世論をゴリ押しで押し潰そうとしてきたことに対しては、世界中の多くの人が気付いている。こうした、人々の反戦意識を封じ込めるために、米国は、何としても、イラク侵攻制圧中、そしてその後に、米国のイラク侵略には「正当な理由」(1989年のパナマ侵略時に米軍が用いた作戦名)があったのだとごり押しするプロパガンダを展開するだろう。〔……〕けれども、聞く側に心の隙があれば、意識せずにそれを受け入れてしまう可能性はある。たとえば、反戦の活動により戦争を止めることができず、イラクで殺されていく子供や女性に心を馳せて、犠牲ができるだけ少ないようにと真摯に思うその気持ちが、「米軍によるイラク侵攻後、手を振って喜びを表明するバグダッド市民」といった見出しのもとに、「結局、米軍の侵攻は人道的に悪いことではなかったのだ」といった記事が現れるならば、それに対して多少なりとも「ホッ」とする気持ちを持ってしまうことを助長する可能性は否定しきれない。現代的プロパガンダ研究と実践をリードする米国と、日本の無批判なメディアは、それを繰り返すであろう。そこで、来るべき嘘とプロパガンダのいくつかについて、少しだけ過去の歴史を参考に整理しておこうと思う。】との立場からの問題提起、全文必読!
3月20日 ▼「特別企画:サービス業者の倒産動向調査/サービス業者の倒産、2002年は過去最多〜IT関連や娯楽関連の倒産増加目立つ〜」2003.03帝国データバンク。▼『AERA』Vol.16、No.12(03.03.24)に、吉田司「現代の肖像・姜尚中 日本人には見えないもの」。【吉田 拉致問題を日本人が考える時は、あの65年の日韓条約締結を原点に置くべきだ。あの時、わたしら日本の学生運動は、「韓国とだけ国交正常化すれば、北朝鮮との38度線を固定化させ南北対立を逆にあおる」と反対し、敗北した。いま北朝鮮問題に日本人はイノセント(無垢)ではあり得ない。/姜 在日の側から言うと、59年からの帰還事業を「北朝鮮は理想郷」と宣伝して、北の独裁体制に協力した組織や人間がいる。彼らが自らその協力と抑圧の実態を懺悔・告白しなければ、在日の新しい道=主体的再生はあり得ないと思う。/吉田 いや、いま在日経済は、破綻した韓国・朝鮮系信組に公的資金が導入され、日本国家の監視下に置かれている。日本国籍を取得する人たちも急増している。再生より、崩壊・消滅の方が心配だ。/姜 いや、むしろいま日本の方が「在日化」し始めている。バブル崩壊で、会社にも年金や社会保障などの公共ネットワークにも依存できなくなっている。それって、在日の暮らしとそっくりなんですよ(笑い)。ぼくらの母親は、昔は病院に行くときも保険がなかった。/吉田 「漂流の民」ですね?/姜 経済学でいうと、「フロー」ってことでしょう(笑い)。現金(キャッシュ)主義、いま自分が現金もってるかどうかが一切。そういう明日なき暮らしを在日の人たちは何十年と強いられてきた。日本の若者や中高年層がいまやっとその「在日性」を実感しつつあると思う。/吉田 ああ、そうか! そういう寄る辺ないフロー状態(漂流化)の中から、かつて在日派学生運動の、頼るべきものとして「祖国と民族」主義が熱狂的に生れてきた。日本人も、これからそういう愛国ナショナリズムに向かわないという保証はない。】。
3月19日 在日韓国民主統一連合大阪本部/在日韓国民主女性会大阪本部/在日韓国青年同盟大阪府本部/祖国統一在日韓国人学生協議会・関西「朝鮮学校・韓国学園などすべての外国人学校に国立大学受験資格を求める要望書」03.03.16、外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会/日本カトリック正義と平和協議会/日本キリスト教協議会在日外国人の人権委員会/日本基督教団在日韓国朝鮮人・日韓連帯特別委員会/在日大韓基督教会宣教奉仕委員会社会局/日本聖公会正義と平和委員会/日本バプテスト連盟日韓・在日特別委員会/日本キリスト教会人権委員会/NCC教育部「民族学校の国立大学入学資格を求める共同声明 「在日」の子どもたちの未来を奪ってはならない」03.03.11。関連:「「民族学校にも受験資格を!」 日朝学生有志による院内集会への賛同の呼びかけ」「賛同者」、その他読書録03.06付を参照のこと。
3月18日 帝国データバンクのサイト(倒産速報&集計)に「全国企業倒産集計2003年2月報」。【負債1兆5329億8700万円、2月としては戦後最悪/負債の戦後最悪は2ヵ月連続、件数は2月として戦後3番目】とのレポートにつづき「今後の問題点」として【3月10日、日経平均株価は一時7975円36銭まで下げてバブル後最安値を更新、83年3月1日以来20年ぶりの8000円割れの低水準を記録。さらに翌11日の終値は7862円43銭と最安値を更新した。政府はイラク情勢の緊迫化など外部要因を強調するが、確かに下落のきっかけであるとしても、銀行株の大幅な下落は、大手銀行の増資による自己資本維持を疑問視する動きが強まっているからに他ならない。〔……〕/さらにいえば、昨年政府が「空売り規制」を実施して株価対策に効果を上げたが、すでに慢性的な手詰まり感が滲み出ており、結局は日銀による国債の買い増しや銀行保有株の買取上限枠の撤廃、さらにはETF(株価指数連動型上場投資信託)や土地購入など副作用が大きく取り返しのつかない禁じ手を求めていくことになるであろう。株価がこのまま8000円台を割り込む水準が続けば、多額の評価損を計上して財務内容の悪化が表面化する企業が続出するどころか、大手銀行が窮余の一策として講じた増資による資本増強が一挙に吹き飛ぶ可能性もある。こうした中で小泉首相は「金融危機を起こさせない態勢をとっている」とコメントし、金融庁長官が「現時点(10日)で健全性に問題のある銀行、生保はない」と言わざるを得ないことが、政府自身が八方塞がりの中にあって身動きできない状態を表している。/不良債権処理の道筋がつかないまま、金融危機が迫っている。こうした中で、銀行への特別検査などにより、不振企業が炙り出される一方で、温存されたまま腐蝕しかかっている企業などについては、泥縄式の対応策を講じて救済されようとしている。「金融と産業の一体再生」を標榜して5月に設立予定の産業再生機構にしても、貸し出し債権に加えて社債の買取り、さらに協力しない銀行名の公表を検討しているといわれるなど、手段を選ばず何がなんでも救済する姿勢を示し、そのことが逆に存在意義の希薄さを醸し出している。〔…〕】と指摘している。
3月17日 国立国会図書館のサイトに「著作者情報 公開調査/明治時代の本の作者の方を探しています」03.03.17開始。関連:「明治期の著作者消息、国会図書館がネット調査」03.03.17読売、【明治時代の図書をデジタル画像化して保存公開する「近代デジタルライブラリー」事業を進めている国立国会図書館が17日から、インターネット上のホームページを通じ、消息が分からなくなっている著作者の公開調査を実施する。/国会図書館所蔵の明治期の図書は約16万9000冊。インターネット上で利用できるようにするためには著作権者の許可が必要で、著作権の保護期間(没後50年)が経過した約3万冊は既に公開、約1万5000冊についても来年度中に公開を予定している。ところが、保護期間中の図書などを除く約10万冊余、約5万人の著作者の消息や没年などが不明という。〔…〕】。
3月16日 益岡賢のページにパトリシア・ハインス、益岡賢訳「戦争と女性」03.03.13 ZNet(邦訳03.03.15)。【米国主導のイラクに対する先制攻撃が今まさに行われようとしている。ただ一人の例外を除いて、現米政権の攻撃主唱者の中で、戦争で戦闘経験を持つ者はいない。ある戦争経験者が最近書いているように、「宣戦布告を行う者たちは、[代価の大きさを]知るべきだ」。】とするハインスは【米国が主導した1991年のイラクに対する戦争とその後続けられている経済封鎖は、イラクが1980年代に(抑圧的政権下でイランに対して戦争を行ってきたにもかかわらず)達成された社会・経済的成果をすべて消し去り、女性に対して巨大な困難を引き起こした。女性への家庭内暴力は増加し、離婚も増加した。そして、この戦争で最も大きな犠牲となったシングル・マザーや寡婦の中には、困窮して、生き延びたり家族を養うために売春をせざるを得なくなった人々もいる。イラク社会における少女と女性の識字と教育は崩壊し、地方では、性徴期以前の早期結婚が復活した。/現在米国が行おうとしているイラク攻撃は、1991年の湾岸戦争よりもはるかに多数の死者が出ると多くの人々が予測している。都市に落とされる爆弾は史上最も集中的なものとなり、それは、医療体制や社会サービス体制を破壊し、食料や水、電気や薬を奪い、爆撃とその後に50万人もの人々に死をもたらす。200万人の人々が家を失い難民となると推定されている。国民の大多数が15歳未満であるイラクで、米国の攻撃に対して最も高い代価を払わされるのは、女性と子供たちである。戦争に要する国内予算が1000億ドルとされている米国内では、貧しい女性たちとその子供たちが、すでに自らの生活により代価を支払わされている。というのも、住居、食料、教育、健康保険といった最も必要なものが、連邦レベルでも州レベルでもカットされ、廃止されているからである。/「正義の戦争」に関わるあらゆる原則により、米国が計画しているイラクに対する先制攻撃は、それが安保理により承認されたとしても、それを仕掛けた側の不正と道徳的破滅である。】と書いている。
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