3月15日 在日韓国民主統一連合(韓統連)大阪本部のページ(焦点)に「民主労総 第2次連帯ゼネスト 辞さない」。【民主労総は14日、明洞聖堂正門前で発電労組ストと関連、記者会見を開き「政府が今月23日までに対話を通した事態解決に積極的にでないならば、第2の連帯ゼネストを行う」と明らかにした。/民主労総のホ・ヨング委員長職務代行は会見で「政府は、強硬弾圧をただちに中断して、スト事態解決のための対話を行わなければならない」としながら、「23日を最終交渉時限として、核心争点妥結に努力することを政府側に促す」と話した。/民主労総は「発電労組組合員763名が告訴され、幹部24名に逮捕令状が発布されるなど、政府と使用側が超強硬弾圧で一貫している」と非難した。/民主労総は、ゼネストのために18日〜23日まで、傘下単位労組別にスト決議を完了して、16日と23日に全国で労働者大会を同時開催し、募金運動及び街頭宣伝活動など、対国民広報も強化することにした。/また電力生産の40%を担当する韓国水力・原子力労組が、18日から2日間連帯スト参加賛否投票を実施すると、民主労総は明らかにした。/一方、この日の会見に先立ち、全国から上京した民主労総単位労組代表者150余名は、明洞聖堂で決議大会を持って「政府が発電所売却を固守して、労働弾圧を持続するならば、労働者の全面闘争に直面するようになる」と主張した。(連合ニュース3/14 翻訳:韓統連大阪本部)】。
3月14日 栗原幸夫のホームページに、栗原幸夫「地獄めぐりへの招待状 池田浩士編・訳「ドイツ・ナチズム文学集成」に寄せて」。【9・11の出来事について池田浩士は「聖戦によって殺されたすべての人びとに」〔…〕という文章を書いている。「いまこそアメリカ帝国主義の破滅の始まり、地獄の一丁目!」という短いフレーズを百三十三回くり返した後に、「いまこそアメリカ帝国主義とその従僕たちの破滅の始まり、地獄の一丁目!」と三回くりかえし、「明日こそはアメリカ帝国主義とその従僕たちの破滅の進行、地獄の二丁目! 明日こそはアメリカ帝国主義とその従僕たちの破滅の進行、地獄の二丁目! この歩みを阻止するのではなく退路を断つのが私たちの仕事だ」という呼びかけで閉じられた三段組三頁の文章は、挑発者・池田浩士の思惑どおり、われわれの仲間のなかでも多少の物議をかもしたようだ。〔……〕池田浩士が言っていることは9・11の出来事によってアメリカ帝国主義とその従僕たちの破滅が始まったという、まことに当を得た認識にほかならない。〔……〕その認識を他からあたえられた言葉としてすんなりと受け取るのではなく、反撥・疑問・格闘をとおして読者自身が発見するようにと挑発したのである。さすがに教育者である。】とする栗原は、このほど柏書房から刊行がはじまったこの「集成」の紹介にあたり、池田浩士による「刊行にあたって」を重引用している。【「ナチズムと、ひいてはまたファシズム総体と真に対決するためには、それが誤りであったという確認のいわば手前まで引き返し、事後の結論以前の生きた現場で、その現時点での人びとの感性や心性を追体験することが、不可欠だろう。いったいナチズムの何が人びとの心情をとらえたのかを探ることが、必要だろう。この作業のための重要な手がかりを与えてくれるのが、いわばナチズムのメガフォンでありまた琴線でもあった文学表現である。現在の目から見れば否定的にしか受け取られないような信念や価値観や感情が、そこには息づいているかもしれない。いわゆる芸術的水準が劣ると見なされる表現も、少なくないかもしれない。しかし、それら文学表現のなかにあるのは、まさしくファシズムの現場であり、その現場に生きた人間の姿である。そして、これを直視することなしには、ファシズムにたいする現実的な批判も、ナチズムを真に過去たらしめる方途も、見出しがたいのではあるまいか。」】。
3月13日 ▼JCA-NETのページに「共同声明: ICANNの組織改悪に反対する」。声明本文。同ページの背景説明のほか、論議を呼ぶICANN事務総長の「理事を政府選出に」提案として【ニューヨーク発――25日(米国時間)、インターネット監視機関と一連の公益団体が、インターネット運営方法に関する各国政府の発言権を強化する改革案に非難の声を上げた。〔…〕】と報じた『WIRED NEWS』日本語版02.02.27付を参照。▼野田敬生《公安情報 ESPIO!》Vol.108「ダメージは年間数十億」(2002年3月7日付)。
3月12日 『毎日新聞』2002年3月11日付夕刊・特集ワイド「アフガニスタンの今」にインタビュー・中村哲「反英米感情が強まった」。「アフガニスタンは生まれ変わる」というイメージが広がっているように思いますが…、との問いに【2月末に首都のカブールに行ってきましたが、現地では誰も信じていません。テロ事件以前から変わったことと言えば、反英米感情がさらに強まったことぐらいでしょう。〔…〕】と答え、カブールの雰囲気は?との問いに【異様な雰囲気です。多国籍軍(国際治安支援部隊)の兵士の顔を見ると、緊張しているからなのか、ものすごく怖い顔をしています。それに子供と女性のこじきが目立ちます。〔…〕】と答える中村は【そもそも、アフガニスタン国民にとって、英国は何度も戦った敵であり、カブールに英軍が居座るなんて想像もできない異様な事態なんです。空爆を通して、米国に対する憎しみも高まっている。それでも現時点で抵抗が起きないのは、タリバン政権が「刀狩り」をやって武器を取り上げたためなんです。〔……〕/秩序維持という面では、タリバン時代の方がずっとましでした。強盗も泥棒もありませんでした。/ペシャワール会では、カブールで現地人スタッフが空爆後も整然と食糧配給を続け、タリバンがカブールを撤退した昨年11月13日前夜まで続けることができました。同時多発テロ以降、アフガニスタン国内で約1400トン、カブールだけでも約1000トンの小麦粉を配給したんですが、タリバン兵はわいろも要求しませんでしたしね。/カブール陥落後、スタッフは東部のジャララバードに撤退し、食糧配給を再開したんですが、北部同盟軍の到着後はすさまじい略奪が起きました。〔……〕/ペシャワール会の食糧配給は今年2月10日に停止しました。北部同盟軍が略奪しようとするからです。それも「100袋寄こせ」などとすさまじい量です。今後は建設事業などをやって、日当の形で現金を支給する形を考えています。〔…〕】と述べ、【一方、今回の空爆で、米国は「錯覚の自信」を持ってしまったように思えます。〔…〕旧ソ連は、アフガニスタン撤退後、解体に向かっていきました。今回も何かの始まりではないかと思うんです。最近の米国の主張はむちゃくちゃです。米国が支離滅裂になって崩壊していくのではないか。その時に何が起きるか分かりませんが、恐ろしいことになるのではないかと感じています。】とむすんでいる。【関連】→「中村哲「アフガン復興一問一答」、タリバン後のアフガンの実像」(反戦・平和アクションのページ)
3月11日 鹿野政直『日本の近代思想』2002年1月、岩波新書。この一世紀【人びとは思想のどんな経験を重ねてきただろうか。〔…〕戦争の経験、植民地をもった経験、オトコ本位であった経験、豊かとなった経験などが、この社会に問い直しを迫ってやまない。同時にそういう問い直しの機運に苛立つ心が、ここ十年来の状況によっても加速されて、「日本」への固執力を強めている。】という鹿野は「おわりに」で【人びとは、維新変革の直後から「国民」であったのではなかった。指導層からみて“ふつうの人びと”は、支配されているだけの存在との意味をこめて、多くは「人民」と呼ばれた。啓蒙家たちが、その「人民」を主体として国家に関係する存在へ仕立てようとしたとき、「国民」という名称が使われはじめた。〔……〕日本国籍をもつ人びとの大日本帝国憲法での呼称は、「国民」の、天皇制のもとでのありようを示す「臣民」であった。が実際には、人びとの一体感を強め世界に向かいあおうとする場合、「国民」が多用され〔…〕「国民」は、国家をつくる存在から、国家にはめこまれた存在へと移行していった。/もっともその過程で一九一〇年代を中心にデモクラシーが呼号された時期、非特権層・生活者の政治上文化上の主体確立をめざす人びとは、立場の根拠を「国民」に求めた。〔……〕その時期ののち、国家にはめこまれた存在としての「国民」がもっとも強調されたのは、十五年戦争下であった。〔…〕それとともに植民地の人びとにたいしては、「皇民」=「皇国臣民」が強調された〔……〕/法のもとでの平等を謳う人権保障規定は、マッカーサー草案での“All natural persons”が、実現した憲法では「すbて国民は」と変えられた。とともにその憲法施行の前日の外国人登録令によって、もと植民地の人びとは外国人とみなされす存在へと移され、排除された。〔……〕「国民」か「市民」かが近年、政治的争点の一つになっていることの片鱗は、一九九八年の特定非営利活動促進法(通称NPO法)の成立過程にみてとれ〔…〕結局、一ヵ所だけ「市民」を残し、ほかはすべて「市民活動」を「非営利活動」といい換えることで成立している。】と概観したうえで、【人びとを国家につなぎとめようとする施策のみ声高だが、「国民」を相対化する視線の先に、未来があると考えている。】とむすんでいる。
3月10日 承前、森達也「映画「A2」公開直前に、思うこと、惑うこと」。つづき。【気になるのは雪印の関西ミートセンター所長の現在だ。鈴木宗男に対しても今のこの報道はあまりにアンフェアだ。田代まさしは本当にもう復帰できないのだろうか? そんなことをぶつぶつ言っていたら、「加害者に少し肩入れが過ぎるんじゃないの?」と家人に指摘された。たぶんそうなのだろう。最近この傾向により拍車がかかって、自分がバランスを失いつつあることは自覚している。でもやっぱり自分の偏向を差し引いても、無自覚に殺伐さが加速する世相に背中を押され、メディアや司法や行政が、少しずつ変質しつつあることは間違いない。ポピュリズムは小泉の専売特許じゃない。ありとあらゆる社会システムをポピュリズムは市場原理として規定する。そしてこの世相という最大のインフラが剥きだしになって、日本社会の変質はどんどん加速する。微温湯のカエルはよく使われる喩話だけど、もはや微温湯の段階は間違いなく過ぎている。/このままでは茹だる。壊れて腐る。少し視点を変えよう。大層なことじゃない。少しだけ振り向いたり、下から見たり、上から見下ろしてみたり、方向や角度は何だって良い。変わることが重要なのだ。そうすれば僕らは、きっと本来の優しさを取り戻せる。世界がもっと豊かなことに、きっと気づくことができる。】。
3月9日 森達也「映画「A2」公開直前に、思うこと、惑うこと」〔『創』2002年4月号〕。【工作船が上陸したと虚偽の通報をした男性に対して、海上保安庁が数千万円の賠償請求を検討していると報道されたときには驚いた。行政が個人に対して、こんな形で賠償を請求するなどおそらく前例はない。リストラされたばかりの男は間違いなく自己破産だろう。でも白状すれば、テレビを見ながら、世間を騒がせやがってザマアミロと溜飲を下げている自分がどこかにいたことは事実だ。過ちを許せなくなっている。人の営為に想像力が働かなくなっている。こうして寛容さを失いつつある世相が、この異例の処置の背景には色濃く滲んでいる。/新潟の少女監禁事件の被告は、未成年者略取・逮捕監禁致傷罪で本来なら最大で10年程度の懲役のはずだけど、窃盗罪で4年間が付加されることを地裁は認定した。検察側の主張のひとつに、「少女を9年2カ月監禁して10年程度の懲役では、1日に対して1日のペナルティという計算になって刑罰としての整合性を欠く」といった記述があって、新聞を手に僕はしばらく呆然としていた。1日に対して1日では足りないとの論旨を聞いて、ハムラビ法典とまでは言わないけど、何だか小学校の反省会みたいだと思ったのは僕だけだろうか?】。つづく。
3月8日 ▼3月8日閣議決定され、国会に提出される人権擁護法案について、『毎日新聞』3月8日付に識者の声として「NGO「監獄人権センター」事務局長の海渡雄一弁護士の話」。【人権救済機関が成功するかは、政府からの独立が保障されているか否かにかかっている。法案では地方の事務を人権委員会から委任された地方法務局が担うことになっている。だが、同局は国が訴訟を起こされた場合の代理人をやる役所で、公権力に関する訴えがまともに処理できるはずがない。公権力による人権侵害が起こるのは、警察を除けば刑務所や入国管理局など法務省の所管がほとんどだ。その意味でも法務省の外局という人権委の位置づけは適当でない。人権委は、独立行政委員会にするか国会に置くべきだ。このままでは、国際的に見てもひどい組織になってしまう。】。▼字游工房のページ(游明朝体開発ノート)に、「游明朝体の漢字」(02.03.05)。石井細明朝、岩田細明朝、本蘭明朝(以上写研書体)、ヒラギノ明朝体、游明朝体の「永」という字を比較例示して【石井と岩田は,それぞれとても個性的。それにくらべると,本蘭,ヒラギノ,游明朝体は,けっこう似ています。ほとんど同じデザインルールを持っているようにさえ見えますが,ヒラギノや游明朝体が本蘭明朝をマネたわけではありません。「アキを均等に」「字面をそろえて」「ベーシックな明朝」を書こうとすると,こんな風に骨格が似てきてしまうのです。/これほど似ている3つの書体も,よく見ると,やはり個性を競っています。点がいちばん長いのがヒラギノ。ハネがいちばん長いのがヒラギノ。ハライの曲がりがいちばん少ないのがヒラギノ。ウロコの形がいちばん直線ぽいのがヒラギノ。ウロコがいちばん大きいのがヒラギノ。ヒラギノも個性的です。/游明朝体は,点が短くて,本蘭やヒラギノにくらべると角度が自然です。ハネも小さめ,ウロコの大きさもひかえめで,ハネ先やハライ先を丸くしています。こうしたエレメントの処理をすると,メリハリがなくなるというデメリットもありますが,落ち着いた印象をあたえる効果があります。大きく,ただし細く書いた文字を小さく表示しているような印象をあたえるかもしれません。/縦画と左ハライのあいだの風通しがいちばんいいのも游明朝体です。パーツ同士が近づきすぎて,おたがいに干渉しないようにしています。対称的にヒラギノは,パーツ同士が近づいて少し干渉しあっても,パーツを大きく見せようと書かれています。/游明朝体のハライは柔らかく,3つの書体のなかでいちばん曲がっています。ウロコの形もいちばん丸く,その頂上は曲線でできています。游明朝体の丸みや柔らかみの印象は,こんなエレメントからきています。〔…〕】。ぜひ画像とともにPDFや游明朝体の使用例も参照のこと。
3月7日 イスラーム地域研究のページに、連続公開講演会「これからのイスラーム地域研究 ― イスラーム世界の統一性と多様性(2)」東京講演会(3/9-10)のお知らせ。日時:2002年3月9日(土)〜10日(日)、場所:東京大学本郷キャンパス法文2号館2階2番大教室。9日「日本とイスラーム美術」桝屋友子(東京大学東洋文化研究所助教授)、「多元的都市社会の発展的研究に向けて:ポスト9.11世界における二元論の克服」黒木英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授)、「ある思考様式としてのイスラーム法学」柳橋博之(東京大学大学院人文社会系研究科助教授)、「ウラマーとファトワー」近藤信彰(東京都立大学人文学部史学科助手)、「スーフィズム・聖者研究の現状と課題」東長靖(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授)、「イスラーム的NGOの探求−現代イスマーイール派の展開を軸に」子島進(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助手)、10日「地域研究の素材と方法をめぐる悩み」山岸智子(明治大学政治経済学部助教授)、「人類学と中東研究からイスラーム地域研究へ−民衆の聖者信仰を事例に−」赤堀雅幸(上智大学アジア文化研究所助教授)、「中国ムスリムとイスラーム地域研究」新免康(中央大学文学部教授)、「中央アジア地域研究の現場から」帯谷知可(国立民族学博物館地域研究企画交流センター助手)、「国際政治の中のイスラーム社会」酒井啓子(日本貿易振興会アジア経済研究所地域研究第二部副主任研究員)、「現代イスラーム運動の統一性と多様性」飯塚正人(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授)、「イスラームとユダヤ教のはざまで−中東イスラーム世界のユダヤ人」臼杵陽(国立民族学博物館地域研究企画交流センター助教授)。
3月6日 「A」上映会(02.01.23、東京都立大学講堂小ホール、主催:文藝部)のページに、同日行われた、森達也×安岡卓治×宮台真司トーク「テロ以後に『A』を観ることの有効性」。「森監督はやはり、常に、わからないでいいのだと意識しながら、撮り続けたのでしょうか?」との問いに対して【わからないでいいんだとは思ってないんですね。やっぱり、当然、知的好奇心を人間はもっているわけだし、わかりたいという気持ちはありますしね、そのモチベーションはずっと持ち続けるべきだし、そういったことはするべきだし。ただ、やっぱり、世の中っていうものはそう簡単にわかるものではないし、わからないことに納得できずに分かったふりになってしまうのが一番怖いなとあるんで、だからそれはわからないことはわからないという形にしないと、そこで無理やり解釈しても、絶対違ってきてしまうでしょううし。という思いはありました。】と答える森は【〔…〕普通に想像力を持てばねたぶん信者もああやって笑ったり冗談言ったり泣いたりするのはあたりまえのことだし、あるいた、例えばさっきのテロの話に戻れば、僕は、たぶんあれを見ながら、見ながらではなく数日後ですけどね、おそらくあのビルが崩れた瞬間に、ビンラディンもどこかアフガニスタンの山の中でCNNを見ながら、"あ〜ビル崩れちゃったよ、どうしよう"とおそらく言たんじゃないかと思うんですよ。わからないですよ、嘘か本当か。でも、そうやって妄想する気持ちって僕大事だと思うし。旅客機がビルに突っ込む瞬間に、あのハイジャックした連中がアラーアクバルって言って死んだのかって?、もしかしたらお母さんの名前か恋人の名前を言いながら死んだかもしれないし。事実かどうかはわかりません、でもどっちでもいいんです、事実なんて。それは僕らが想像する力をね、本来僕らは持っている力だし、それは普通にしていれば普通に稼動するはずだと思うんですよね。ただそれを何処かで、何か止めてしまっている、それが非常に今強くなってきているというのが、なんか。それに対してだから、これがいかがだろう?という決してメッセージではなくて、ポーズのスイッチを入っているから、ちょっと押したらすぐにそれはポーズを解除できるんだよって、そのように解釈してもらったいいんじゃないのかな?と思うんですけどね。】と述べている。関連:森達也監督ドキュメンタリー作品『A2』BOX東中野にて3月23日より上映!(11:15/13:50/16:25/19:00)
3月5日 承前、国立歴史民俗博物館の展示「古代日本 文字のある風景」の関連行事として、第38回歴博フォーラム「古代日本 文字のある風景」。4月14日(日)10:00〜17:00、東京銀座ヤマハホール、主催:国立歴史民俗博物館/朝日新聞社。「漢字の歴史」阿辻哲次(京都大学)、「古代朝鮮の文字文化」李成市(早稲田大学)、「古代日本語と古代朝鮮語」犬飼隆(愛知県立大学)、「古代日本の文字文化」東野治之(奈良大学)、「無文字社会の歴史」川田順造(広島市立大学)、フォーラム「古代日本 文字のある風景」司会:平川南、パネリスト:阿辻哲次・李成市・犬飼隆・東野治之・川田順造。【歴博創設20周年記念の企画展「古代日本 文字のある風景−金印から正倉院文書まで−」(会期:平成14年3月19日〜6月9日)に関連して展示の趣旨をフォーラムの中でより深めてみたい。/文字をもたなかった日本では、どのようにして中国から文字を受け入れ古代朝鮮の多大な影響を受けながら日本語表記を可能にしていったのか、その過程をまず明らかにする。その努力は8世紀段階に入り、『古事記』『日本書紀』『万葉集』そして正倉院文書世界として結実した。しかしながら、日本の古代社会は、つねに広範な無文字的社会との対応のなかで権威の象徴あるいは呪力をもったものとして、古代中国・朝鮮、さらには日本の中世以降とは違う特異な文字文化を併せもっていたのではなかったか、という点を討論のなかで浮き彫りにしてみたい。/今回のフォーラムは漢字学・国語学・古代朝鮮史および日本古代史そして文化人類学という幅広い学問分野の研究者に参加していただき、企画展とあわせて古代日本の文字文化の実態をみきわめたい。】。申し込み方法は前記ページ参照(締め切りは3月29日消印有効)。
3月4日 国立歴史民俗博物館のページに、歴博創設20周年記念展示「古代日本 文字のある風景〜金印から正倉院文書まで〜」。開催期間:3月19日(火)〜6月9日(日)、主催:国立歴史民俗博物館・朝日新聞社、後援:文化庁、入館料:一般830円(560円)/高校・大学生450円(250円)/小・中学生 250円(130円)/*( )内は20名以上の団体料金。「主旨 本展示の主なねらい」は次のように記されている。【1.文字をもたなかった日本では、どのようにして中国からの文字を受け入れ、古代朝鮮の多大な影響を受けながら日本語表記を可能としていったのか、その過程を明らかにします。その努力は8世紀段階に入り、『古事記』『日本書紀』『万葉集』そして“正倉院文書世界”として結実しました。正倉院文書は、日本古代史の研究上に欠くことのできない根本史料ですが、特別の機会を除いては一般には公開されていません。1200年前の膨大な文書が良好な状態で保存されていることは世界的にも例がありません。このため本館では、正倉院文書約800巻の精巧な複製を重点事業の一つとして取り上げ、すでに250巻を製作しています。これらの膨大な複製品を本展示で一挙公開します。/2.古代日本においては文字そのものが、政治の具あるいは呪力を持ったものとして、それ以降の時代には見られないほどの大きな社会的役割を果たしたと考えられます。そのような、文字の生まれた中国とは異なる日本古代の特異な文字世界−文字の生態−を、“文字と人と場”という視点から具体的な資料で描いてみたいと思います。/3.日本の古代社会は、つねに広範な“無文字的世界”を内包し、独自の文字文化を形成していったという見通しのもとで本展示を展開したいと思います。/4.近年の膨大な出土文字資料の発見によって、特に韓国と日本の共通する古代の文字文化の実態が極めて明確になってきました。本展示開催年の平成14年(2002年)は、日本と韓国との緊密な関係が大きく前進を遂げる記念すべき年にあたります。幸い、韓国の諸機関の全面的協力により、韓国の主要な古代文字資料を借用できることとなりました。国内では初めての韓国出土の古代文字資料の一挙公開であり、日本の資料との比較も行いたいと思います。//中国で生まれた文字(漢字)は東アジア各地へ広がり、国際的な文字として長い間君臨しました。しかし、現在ベトナムや韓国・北朝鮮では民族文字を中心に文章を書くようになっています。中国を除いて、現在まで漢字文化を維持しているのは、早くから漢字かなまじり文で文章を書き始めた日本だけです。しかし、日本の漢字文化の将来も決して安泰とは言えません。21世紀の文字文化のあり方を考える上でも、古代社会における文字とは何かを真正面から問い直す必要があります。/そこで、本企画展示では、本館所蔵の約100巻の正倉院文書複製品を中心として、全国各地の漆紙文書、木簡、墨書土器などの出土資料や金石文、さらに文房具などの文字の周辺資料、そして中国・韓国の古代文字資料をも組み合わせて古代日本の文字世界を復元し、それらの文字を通じて古代社会の実像を描きたいと思います。】。
3月3日 ▼NIKKEI NET 2002年3月3日付に「「メディア規制3法案に対応強化を」都内で反対集会」。【メディアを規制する三つの法案が国会に出そろうのを目前に控え、約200人が参加して法案反対の緊急集会が2日、東京都内で開かれた。日本ジャーナリスト会議や日本ペンクラブなどの主催で、法案の危険性やメディアの対応強化を訴える声が相次いだ。/既に上程されている個人情報保護法案に加え、人権擁護法案と青少年有害社会環境対策基本法案も今国会に提出される見通し。奥平康弘・東大名誉教授は基調講演で「三点セットはそれぞれ独立しているが、世間のマスコミ批判に便乗した形で背景はつながっている」と指摘した。〔…〕】。▼善隣学館闘争35周年を記念する! →日中友好協会(正統)本部機関紙「日本と中国」1967年3月13日号第1面 / →同3月13日号第2面 / →中国留日学生後楽寮自治会の声明および東京華僑総会の声明(中国研究月報1967年3月号) / →日中青学共闘の善隣学館闘争と我々の今後の闘い(中国研究月報1967年3月号)。関連:→1970年七.七集会における華僑青年闘争委員会代表の発言 / 「アジアの「告発」/“隣人”忘れた運動」01.11.02中日新聞。
3月2日 新刊! 寺園敦史+一ノ宮美成+グループ・K21編著『同和利権の真相』〔別冊宝島Real029〕2002年4月、宝島社、ISBN4-7966-2655-7 定価:本体1238円+税。第1章 報道されない「事件の核心」…高知県「26億円不正・ヤミ融資事件」その陰の主役たち/京都市役所はなぜ〈覚せい剤〉に汚染されたか?/[三重・広島]二人の校長が自殺に追い込まれた事情/ヤクルト販売会社元役員「11億円脱税事件」の仰天真実!、第2章 仁義なき同和利権…部落解放運動の闘士〈上田卓三〉という闇/謎のフィクサー『ハンナン』人脈の黒い面々/同和利権が“ヤクザ社会”の貯金箱になったカラクリ、第3章 人権暴力の暗黒史…ザ・部落解放同盟・裏面史(京都製靴事件・オールロマンス事件・文化厚生会館事件・大阪国税局覚書・「窓口一本化」と大阪同建協結成・八鹿高校事件・五億円公金詐取事件・解放運動の犠牲者一七人・同和特権総カタログ)/60's謀略の武装集団化[矢田問題]/70's人権学習という名の洗脳[解放教育]/80's役所のウラ金を平気で喰う人びと[五億円公金詐取事件]/解放運動『ピンハネ』の研究/あらかじめ裏切られた〈部落地名総鑑事件〉/解同コンツェルン、その乱脈経営の秘密!、第4章 「人権ビジネス」のゆくえ…マスコミ報道の“タブー”はなぜ犯罪的か?/部落解放同盟の新たなる「利権戦略」。
3月1日 ▼韓国・民主労総2002.2.28声明「電力・鉄道を民営化するより警察・軍隊を民営化しろ」。関連:→「2002年民営化反対ストライキ」(レイバーネットのページ)。▼丸川哲史「地政文化の再編と過渡期」〔『週刊読書人』2002年3月8日付「論潮 3月」欄〕。【座談会「言葉の現在」(『群像』3月号)において大塚英志は、柄谷行人、浅田彰、福田和也等が9・11を既に予見していたことをことさら9・11以後に表明してみせた「カッコ悪さ」を指摘している。大塚の物言いは、明らかに文字文化に対して優位に立った漫画産業の側からなされており、その意味では嫌味なのだが、ある核心を突いているかもしれない。大塚が示したのは、「予言」を希少性として流通させてきた近代日本の知識人が背負ってきた地政文化への軽蔑である。世界の事情に通じているという身振りが国内の知的階層性に連動して来たこと――その正統性の揺らぎが、「J」サブカルチャーの隆盛において印象づけられているといえよう。また逆に言えば、その正統性の崩壊こそが、己の予言の正しさを確認しないではいられない知識人の身振りとして炙り出されたということなのかもしれない。】。▼浅野健一「「やらせ」目撃のインドネシア人元助手が証言/NHK「やらせ爆弾漁法」裁判ヤマ場に」(02.02.12付、浅野健一ゼミのページ)。
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