9月15日 「韓国情報通信部による『通信秩序確立法』に反対する」。【2000年7月、韓国の情報通信部は、インターネット全般にわたる政府による規制を可能にするために、「情報通信網の利用促進等に関する法律」を「個人情報保護及び健全な情報通信秩序確立等に関する法律(通称通信秩序確立法)」に改正する方針を発表した。/この法律案は、システム管理・運営、安全な電子商取引、青少年保護、個人情報保護、ドメイン管理など、インターネットの利用に関するさまざまな分野にわたるもので、インターネットの利用全般に政府の介入を許すものとなっている点、そして特に青少年保護を口実としたコンテンツの内容等級制(レーティング)は、政府による検閲にほかならないとして、多くの社会団体がこの法案に強く反対している。欧米や日本では、コンテンツ・レーティングに関しては、政府による強制を放棄しているが、韓国政府は反対の世論を無視して小手先の修正のみを施したままで、この悪法を強引に施行に移そうとしている。/また、この法案は、情報通信部および傘下の組織がコンテンツからドメイン管理まで、インターネットでのほとんどあらゆる事項に介入する権限を持たせる内容となっており、国家機関に過度な権限が集中するという問題も抱いている。つまり、単に表現の規制や検閲だけにとどまらず、韓国のインターネット全体が国家による管理のもとに置かれることを意味する。/インターネットは、国境を超える市民のための透明なネットワークでなければならない。そしてインターネットは、国家の管理から自由なネットワークでなければならない。そのようなグローバルなインターネットを利用する者として、韓国政府によるこの法案に対して強い懸念を表さざるをえない。】
9月14日 INTERNET Watch連載中の「小形克宏の『文字の海、ビットの舟』―― 文字コードが私たちに問いかけるもの」。第2部第9回 0213の最終審査で、なにがおこったか?〜2.私の推測と工技院の見解(2000年8月1日付)、同第10回 0213の最終審査で、なにがおこったか?〜3.電子協の根回し(上)(2000年9月6日付)、同第11回 0213の最終審査で、なにがおこったか?〜3.電子協の根回し(中)(2000年9月13日付)掲載。
9月13日 9月15日に集会「虹を消すな! 『東アジア反日武装戦線』獄中25年目に」。☆弁護人が見た「大地」…内田雅敏(弁護士)、☆友人が見た「さそり」…中川孝志、☆若者たちが見た「狼」…映画学校関係者〔9月15日(金・休)午後2時〜、日本キリスト教会館4F会議室A・B(地下鉄東西線・早稲田駅下車徒歩5分)〕東アジア反日武装戦線への死刑・重刑攻撃とたたかう支援連絡会議(東京都荒川区西日暮里2-39-7-404、TEL:03-3891-7047水曜夜)。【「東アジア反日武装戦線」が一斉逮捕されてから、25年目を迎えました。天皇の戦争責任と海外侵略企業の責任を追及した彼らの思いは、今さまざまな運動となって広がっています。しかし一方で、日本政府は侵略戦争で犠牲となったアジアの人々への謝罪も補償もせずに、再び海外への経済・軍事侵略を推し進めようとしています。このような時代のなかで、大道寺さん、益永さんは死刑執行の危機にさらされています。9月27日以降、浴田さんの公判は弁護側立証に入り、岐阜刑務所在監の宇賀神さんをはじめ、続々と証人が登場します。ぜひ傍聴を!それに先立つ15日の集会では、75年の弾圧直後から彼らと接してきた弁護士の内田さん、宇賀神さんの友人・中川さんそして最近、大道寺さんをテーマにスライドを撮った方々のお話を聞きます。多くの皆さんのご参加を待っています。】。
9月12日 2000年9月2、3日、奈良県生駒郡斑鳩町いかるがホールで、第27回奈良県部落解放研究集会が開かれた(主催・部落解放同盟奈良県連合会/NPOなら人権情報センター)。「部落の内外をつらぬく具体的な市民運動を通して人と人との関係を豊かに変えていこう!」を掲げた第2分散会(コーディネーター・藤田敬一)でのパネラー報告は、山下力「新しい戦いの方針をみんなで創造していくための基本的立場の提起」。【'65〔同対審〕「答申」路線は、部落の生活水準における「低位性」を克服するうえで大きな役割を果たしてきました。しかし、「貧しさ」や「低位性」の克服は差別解消の一つの必要条件であっても決して十分条件でありえなかったのです。この厳然たる事実の前で'65「答申」路線の破綻を確認しなければなりません。…〔'65「答申」の〕考え方の基本は融和主義そのもので、少数者の被差別集団が多数者の集団、すなわち差別する側の集団の社会の構成メンバーとして平等に遇されることを求めるものでありました。被差別者が少数者としてそのままで尊重される運動をめざしていた全国水平社創立の精神とは異質のものであったことも改めて確認したい】との総括を土台に、山下は【部落差別が存続していても誰でも戦いを通して部落解放の立場を獲得できることを確信する】と主張、【糾弾闘争二極化の位置づけ】として【部落差別を根本的に解決するために「部落解放基本法」をと“雨乞い”する輩たちときっちり分岐した方針をうちださねばならないでしょう。部落民であることをひきうけ、部落差別と真正面からむきあえる人間をつくる場として新しい段階での糾弾闘争を組みたて直すこと】を提起し、【新しい行政闘争の展開】として【…しかしながら、これら相対的に低位な生活実態にあるのは部落民だけでしょうか。…経済の市場原理主義が肩で風をきてまかり通る今日、失業者は300万人を突破し、農林漁業や日雇い労働に従事してきた人々の健康や社会保障にも不安がいっぱいです。「弱肉強食」の政治のしくみに泣かされている人は部落民の他にもたくさんいます。これらの人々と較べて特に低位という状況にない限り、われらの21世紀の行政闘争は、原則的には被差別者としての共同の闘いであり、当然のこととして部落民のみを対象とした施策の誘いがあっても断固として拒否します。】と述べている。部落解放運動の新しい息吹がここにあり、私は支持し、連帯する。
9月11日 がんばれ国労闘争団のページに、国鉄闘争に連帯する首都圏の会「アピール/『JRに法的責任なし(四党合意)』の一票投票に反対し中止を求める!」(2000年9月8日)。【8月26日の国労臨時大会で、JRに法的責任なしを内容とする四党合意承認の決定は見送られたものの、組合員の−票投票にかけるとされました。9月26日から、定期大会代議員選挙と同時に一票投票がおこなわれようとしています。1047名解雇撤回闘争を闘ってきた者として、この一票投票に反対し中止を求めるものです。/1 解雇争議の当事者である闘争団の大多数が四党合意に反対しています。/闘争団・家族の納得を得られないものを形式的に決めようとしても何の解決にもなりません。2度の臨時大会をめぐる論議で闘争団・家族が反対していることは明らかであり、このことを受け止めることが組合民主主義です。たとえば、沖縄の普天開基地の県内移設問題を例にあげれば、もし仮に基地の県内移設をめぐり全国民の一票投票をおこなうとしたらどうでしょう。過半数の国民が仮にOKとしたとしても、当事者である沖縄名護で過半数の反対がある以上、これを受け止めることが民主主義です。当事者の意向を尊重すること、「私たちの人生を勝手に決めないでください」という訴えを真摯に受け止めなければなりません。/2 四党合意そのものが「死に体」です。/「解決案とセットで四党合意を承認」、「解決交渉が目に見える形で進んでいる事を報告できるようにする」と国労本部は、再三にわたり私たち共闘の前でも説明しました。しかし、何ら解決交渉は進まず、予想される解決案が極めて低額のゼロ回答に等しいものであることも明らかとなりました。その結果の臨時大会での採決見送りです。これは本部がウソをついたというレベルの問題でなく、四党合意そのものの破綻に他なりません。政府・運輸省が、闘争団の大多数が闘いつづけるようなら四党合意は意味がないとしているのです。「今の国労には荷が重すぎた」(関係省庁幹部、8・26共同通信)ともらしています。四党合意から解決案は出てきません。これを撤回させてこそ政府・JRは次なる解決案を示さざるを得ないのです。……】
9月9日 JCJのページに、亀井淳「サミット押し返した人間のクサリ―「沖縄の心」奪う策謀」(2000.9.8)。【サミット主会場として選ばれて以来1年3カ月、沖縄はあらゆる警察活動の実験場だった。ひそかに住民の動静を探り、生活道路を制約し、隊伍を組んでこれ見よがしに威圧する。地上の検問だけでなく、海中も空中も監視や探索の場だった。県外からの増派警察官は2万人。消防も来たし、救急医療の医師・看護婦部隊も来た。羽田や関空など沖縄に直結する交通機関はすべて厳戒の中だった。】とふりかえる亀井は【仕掛けられた「地域から」の翼賛運動】として、【有事態勢を築くには、軍隊や役所など機構が作動するだけでは不十分。肝心なのは「精神」の動員だ。歴史的な要因から、沖縄は中央の権威になびかない。それを一気に変えるのに、サミットという「国際的権威」が利用された。/サミット決定と同時に、ある作戦が展開された。「上から」ではなく、「下から」「地域から」「自発的に」行われる翼賛運動である。/例えばある小さな市町村の商工会がサミット協力の市民運動をやろうと言い出す。それに行政が追随し、次第に近隣に広がって全県的なものになる。G8の国旗を掲げる運動から、「クリーンアップ大作戦」へ。主要道路のゴミをなくし、雑草を刈る。町内会ごとに、一定の日時に「自主的に」道路へ出て汗を流す。「強制ではないが、誰かがつけているかもしれない勤怠簿が恐ろしい」とある住民が言った。それが本番近くになると、「地域安全協力会」になる。ホテルや民宿は宿泊者のデータを「自発的に」さる筋に届けたという。/この「下からの」つながりは、同時に、普天間基地の県内移設を推進する環境づくりにも使われた。例えば普天間のある宜野湾市では、商工会や軍用地主会が「基地移転促進協」を結成して市議会に働きかけ、市議会が決議する形で「下から」稲嶺知事が県内移設発表をしやすくする。……サミットを利用して県民の精神の深部を改変する圧力は強かった。例えば春から夏にかけて県内各地で行われるハーリー(爬竜船競漕)。海の安全と豊漁を祈る神事であり、それぞれの日取りはいわれがあって厳密に定められる。ところが今年は、「整備の都合」などで各地で日程変更が要請された。「アメリカ支配時代にもなかったこと」と不満ながら、サミット協力といわれると従わざるを得ない。価値観の切り崩しである。/思想面でも顕著な変化があった。高良倉吉氏ら3人の琉球大学教授が唱えた「沖縄イニシアティブ」がその代表。「米軍基地の存在が現実であり、安全保障に貢献している以上、そこから沖縄のイニシアティブを引き出せるものを引き出し、発信しよう」という“現実的対応”。若者の中にも「基地が悪いという“被害者意識”を捨てて」といった言い方が現れた。/NHKは紅型からゴーヤチャンプルーまでを誉めまくった。二千円札に守礼の門が使われ、「イチャリバチョーデー」(一度会えば兄弟)など、沖縄人の外来者をもてなす精神が強調されたが、それはG8や米軍へのホスピタリティーを求める詐術なのである。…】とレポートしている。
〔関連読書録〕「守礼門」新二千円紙幣発行の本質(7.19付)
9月8日 太田昌国『日本ナショナリズム解体新書―発言1996-2000』2000年9月、現代企画室。【自分とは政治的・思想的立場を異にする人びとの言論をよく読】む動機を、【私は、この現代日本社会の各所から噴出する「閉鎖的なナショナリズム」の言動が、かつてのように一部のウルトラな「右翼」知識人から発せられるものに終わるのではなく、社会全体の「空気」のようなものになっていると感じている。そこまできた以上は、ひとはこの「空気」をいったん吸い込み、そしてはき出すという呼吸運動をせざるを得ない。私は、その排外主義的な傾向において無視することのできない「空気」を、ひとまずはたっぷりと吸い込むことにした。】とあとがきで書いている太田の【自己中心的な「ナショナリズム」が居丈高に横行する現在の状況は、社会変革のための理論的・実践的な活動に従事してきた私たち総体に、自分たちの「敗北」もその一因だと告げている、というのが私の考えだ。「左翼」思想そのものをも批判の俎上にのせ、再検討し、新しい世界を切り開くことなくして、ナショナリズムの誘惑に魅了されているこの「空気」とたたかうことはできない。】という視点に共感。ペルー人質事件を「何度でも同じあやまちを繰り返すだろう/平和を望むと言いながらも/日本と名の付いていないものにならば/いくらだって冷たくなれるのだろう」とうたう中島みゆきの「4.2.3.」を紹介しながら、【…現代は逆に、不必要な情報が過剰にあふれ、他方必要な情報には封鎖の壁が高く築かれている時代であり、前者の情況のみを指して「情報化社会」と呼ばれているのだが、ここでもまた、問題の本質に迫りうる「視点」のいかんこそが問われている】として【ペルーの問題であるよりは日本の問題なのだ】指摘している「ラテンアメリカと私」をはじめ、「国策に奉仕する『知の技法』」「裁判長期化キャンペーン批判」「私たちにとっての東チモール問題」「文学好きの少女M子、十七歳の秋」など全編、必読!
9月6日 ▼『実話時代』2000年10月号(メディアボーイ)に鈴木智彦「『任侠』と二十一世紀、大再編と寡占化は何をもたらしたか」。【物理的暴力は政治支配の手段として極めて限られた役割しか果たせない。ヤクザ社会はもともと暴力と並行したカリスマ的支配型であり、指導者(親分)と帰依者(子分)の関係は多分に人格的なものだった。ただし、形式的には盃の儀式による疑似結縁関係を基軸としており、家父長制支配で構成員に対する支配を強化、その観念を核に組織を運営していった。…しかし、何千人何万人という構成員を抱えるほど肥大化したヤクザ組織の全体を、家父長制で支配することはもはや不可能に近い。…そのため肥大化したヤクザ組織は、組織内部に家父長制支配と同時に現代的手法を取り入れざるを得なくなった。……ヤクザ組織はその伝統を失い、堅気の会社に限りなく近づいた。…ヤクザ社会の寡占化に伴う組織の肥大化は、これまで積み上げてきたヤクザらしさの喪失に繋がっている。結果、それを前提に作り上げ機能していたヤクザ社会のシステムが機能不全に陥りつつある。いや、そのシステムが機能したと見えたのは限られた時期だけで、そう見えているうちに内部崩壊は進んでいたといった方がいいかもしれない。…ヤクザはかつてのヤクザとは全く別の存在となりつつある。】。▼合掌!劉連仁烈士(享年87)。
9月5日 ▼『日刊スポーツ』2000年9月5日付が「ホームレス追い出し、五輪組織委“後押し”」として【オリンピック開幕まで10日余りに迫ったオーストラリアのシドニーから、当局によってホームレスが排除され始めた。大会期間中に訪れる大量の観光客の目に留まらないようにという、美観への配慮からだ。ホームレスは「シドニーにとどまったら逮捕するぞと警察に脅された。だから、街を出るしかなかった」と地元紙に告白している。…】と報じている。▼[aml 18626]に「緊急連絡/北九州市によるホームレス支援活動妨害に関して抗議を」(8.11)。[aml 18803]に「北九州市が野宿者炊き出しを妨害!抗議を!」(8.25)。[aml 18892]に「野宿者支援妨害の北九州市に福岡・久留米から抗議」(9.2)。
9月4日 電脳リアルタイム通信ONLINE(技術評論社)のページで連載中(現在、第3回まで)の道広勇司「EDICOLORと歩く 日本語組版の散歩道」を推薦する。第3回(9月1日付)は「空きと調整」。和欧混植にふれて【DTPの普及とともに、和欧間ベタ、つまり和文と欧文の間に空きを入れない印刷物が非常によく見られるようになりました。/この原因のひとつとして、QuarkXPressにおいて和欧間の空きのデフォルト値が0であることが挙げられると思います。かつての“常識”を知らないオペレーターが、QuarkXPressの設定を十分に把握できずにデフォルトのまま組版を行ったものと思われます。】という道広は【誰もが組版を熟知して、レイアウトソフトの操作を行うわけではありません。これは仕方のないことです。だとすれば、レイアウトソフトのあらゆるパラメーターは、極力まっとうな値をデフォルトにしておく必要があるのではないでしょうか。】と提起し、さらに【QuarkXPress 3.3Jにはもうひとつ大きな問題があります。和欧間の空きの量は、文字サイズに対するパーセンテージで設定することになっています…。例えば、和文と欧文の文字サイズが同じであるとして、和欧間の空きの設定値が25%だとすると、四分空きになるはずです。ところが実際には八分空きになってしまいます。設定値の半分になるのです。これは単純なバグです。QuarkXPressでは、カーニングなど文字サイズの1/200を単位とする設定が多く、和欧間の空きもそうなのです。ところがこれを1/100、つまりパーセンテージと勘違いしてダイアログボックスの表記を「%」とし、マニュアルにもそのように記述してあるのです…。このバグに気づいていない人も多く、市販のQuarkXPressの解説本でも「和欧間は四分空きが適当です。25%に設定しましょう」みたいなことが書かれているので困ります。】と指摘している。また、【行がジャスティファイで組まれるときに、このような禁則が適用された場合、文字間が詰められたり空けられたりして調整が行われます。この調整こそが組版技術の要であり、読みやすさや見た目の自然さを左右します。】として【要とはいっても、この調整は人間がいちいち手で行うのではなく、レイアウトソフトがほぼ自動的にやってくれます。しかし、人手でやらなければならないことが二つあります。/一つは、組版設定です。レイアウトソフトでは、どのような箇所でどのくらいの文字間調整を許容するか、といったことをユーザーが設定できるようになっています。なぜ設定を変更することができるのでしょう? これは、何が“良い組版”か、ということについてさまざまな考え方があることを反映しています。また、目的に応じて組版の仕方(ここでは文字間調整の仕方)も違ってくることを反映しているのです。EDICOLORは、他のレイアウトソフトに比べ、文字間調整の設定項目が多いのが特徴です。(「特長」と書かなかったことに注意してください。多ければいいというものでもないのです。しかしそれだけ自由度があることは確かです)/人手でやらなければならないことの二つめは、自動的な文字間調整がうまくいかなかった場合の処理です。…】と書いているが、こうした記述の背骨にある哲学に私は共感する。
9月3日 ▼松本吉隆「阪神・淡路大震災から6度目の夏を問う」〔『技術と人間』2000年8月・9月合併号掲載〕。▼『Newton』2000年10月号が「緊急大特集/ワーストケース、東京壊滅巨大地震」。「編集室から」で竹内均は【わが国の地震対策について,私が約30年以上にわたって主張しつづけたことは「現在のところ,ものの役に立つ地震の予知は不可能である。地震学者たちが今なすべきことは,大地震による損害を少しでも少なくする方法の研究である」ということであった。この心配を現実のものとしたのが1995年の阪神淡路大震災であった。兵庫県南部地震は予知されなかったばかりでなく,わが国には危機管理システムや危機の早期把握システムがまったく用意されていなかったことを明らかにしたのである。】と書いている。
9月1日 JAGATのページに、「ECWフォーマットの最新動向」。【ECWフォーマットはプラグインモジュールを追加することによって,Photoshop 5.5で取り扱うことが可能になる。また,ECWでデータを扱うことによって次のようなメリットがある。/1)高圧縮機能/高品質・高解像度を保持した状態で画像データを高圧縮し,元画素の復元を限りなく忠実な形で再現することが可能。圧縮率は対JPEG比で約1/2〜1/6の容量になる。/2)ピクセル・オン・デマンド機能/ECWで圧縮された画像は,用途に応じて必要な画像領域を必要な解像度で復元できるので,ひとつのデジタルデータで多目的に運用可能。/3)著作権・画像保護機能/ECW画像にはパスワード機能やウォーターマーク機能,印刷制御機能等といった各種のプロテクト情報機能が付加されている。これによって作成した画像が著作者の了解なく二次利用されにくくなる。】【ECWフォーマットはその機能により,不要な画像領域を取り込む必要はなくなる。/制作者は画像を取り扱う上で,必ずしもデータの画像領域すべてを,作成時の解像度で使用するとは限らない。/一般的な画像を扱うときには,元画像と同一の画素数で作業することが多い。複数画像を扱う場合には,低解像度画像においてはそれほどの問題は起きないが,高解像度画像での作業では著しくパフォーマンスの低下を引き起こしてしまう。その対処方法としては,使用する画像データの複数の異なる解像度データを用意し,用途に応じて使い分けているのが現状である。これにより画像ファイル管理が複雑になり,元画像サイズと同等のファイルが複数存在する可能性があり,また無駄にディスクスペースを使用する場合も出てくる。/ECWはこの点に注目し,ピクセル・オン・デマンド機能を提供している。この機能により,ひとつの画像リソースから,さまざまな用途の画像へ復元することができ,複数のファイルを作成する必要がなくなる。従来のように使用する目的によって多種多様な画像を生成し,管理する手間が省ける。インターネット・イントラネット環境で高解像度画像を参照することが可能になるだろう。特にWeb環境においては,モニタ上の自由度が大幅に改善される。】
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